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指数: 15分ディレイ
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8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比1.58%高の20140.78ポイントだった。中国企業指数は2.26%高の7426.92ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で2265億9000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の20000ポイントに乗せて寄り付くと、終始プラス圏でもみ合った。前日に13.22%(3021.51ポイント)安で終え、過去最大の下落幅を記録した後とあって、自律反発を狙った買いが入った。もっとも、関税を巡る米中の応酬が一層激化することが警戒されるなか、上値は限定的。トランプ米大統領が対中関税をさらに50%引き上げると威嚇したことに対し、中国商務部の報道官は8日に談話を発表し、強く反対すると表明した。中国はこうした措置が実行された場合、「断固たる対抗措置を取る」と警告した。 個別では、大型ネット株のJDドットコム(09618)、ネットイース(09999)、オンライン旅行大手のトリップ・ドットコム(09961)、宝飾品大手の周大福珠宝(01929)が大幅に反発した。自動車メーカーのBYD(01211)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(02319)、スマートフォン大手の小米集団(01810)なども高い。半面、電動工具大手の創科実業(00669)、ガラスメーカーの信義ガラス(00868)、香港地場系銘柄のハンセン銀行(00011)、香港鉄路(00066)、中電控股(00002)などが下げた。 |
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ハンセン指数
引値:20140.78ポイント 前日比:312.48ポイント 騰落率:1.58% 中国企業指数 引値:7426.92ポイント 前日比:164.20ポイント 騰落率:2.26% レッドチップ指数 引値:3530.84ポイント 前日比:61.66ポイント 騰落率:1.78% |
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8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.91%高の3124.77ポイントだった。深セン成分指数は0.42%高の9404.20ポイントと3営業日ぶりに反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆263億9300万元だった。
上海総合指数は朝方に前日終値を挟んで一進一退となったが、内需関連銘柄を中心に買い直しが入って相場を押し上げた。「国家隊」と呼ばれる中国政府系ファンドなどが7日から8日朝方にかけて、中国株式の上場投資信託(ETF)や技術イノベーション関連株の追加取得を発表。前日のNY市場でハイテク株主体のナスダック総合が3営業日ぶりに反発したことも地合いの改善につながったもよう。 セクター別では、観光が全面高のほか農林水産業、小売り、食品・飲料、化学肥料が買われた。半面、トランプ米政権の関税政策への警戒感が根強いなか、電機やコンシューマーエレクトロニクス、自動車が売られた。 上海B株指数は1.25%高の250.04ポイント、深センB株指数は0.96%高の1137.21ポイントだった。 |
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