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指数: 15分ディレイ
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休場明け7日の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に続落。終値は前営業日比7.34%安の3096.58ポイントだった。深セン成分指数は9.66%安の9364.50ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆5877億9900万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3200ポイントを下回って寄り付くと、その後もマイナス圏で軟調に推移。終値で3100ポイントを割り、昨年9月27日以来、半年超ぶりの安値を付けた。トランプ米政権が発表した相互関税に対し、中国商務部は米国からのすべての輸入品に34%の追加関税を課すなどの報復措置を発表しており、世界的な景気後退懸念などから売りが広がった。中国政府系ファンドの中央匯金投資が上場投資信託(ETF)の買い増しを行ったと明らかにしたものの、影響は限定的だった。セクター別では、バッテリーやコンシューマーエレクトロニクス、インターネットサービスが全面安となるなど、ほぼ全セクターで売りが優勢だった。半面、農業・漁業の一角が買われた。 A株市場では、太陽光発電関連を手掛ける隆基緑能科技(601012)や晶澳太陽能科技(002459)、アルミ大手の中国アルミ(601600)や液晶パネル製造大手の京東方科技集団(000725)など、ストップ安を付ける銘柄が相次いだ。半面、飼料生産大手の新希望六和(000876)やスーパーマーケット大手の永輝超市(601933)などが逆行高となった。 上海B株指数は7.68%安の246.95ポイント、深センB株指数は7.43%安の1126.42ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3096.58ポイント 前日比:-245.43ポイント 騰落率:-7.34% 上海B株指数 引値:246.95ポイント 前日比:-20.53ポイント 騰落率:-7.68% 深セン成分指数 引値:9364.50ポイント 前日比:-1001.23ポイント 騰落率:-9.66% 深センB株指数 引値:1126.42ポイント 前日比:-90.46ポイント 騰落率:-7.43% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3589.44ポイント 前日比:-272.06ポイント 騰落率:-7.05% |
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週明け7日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前営業日比10.70%安の20404.62ポイントだった。中国企業指数は10.81%安の7510.19ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で3220億1000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の21000ポイントを割り込み、じりじりと下げ幅を拡大。前場終値は取引時間中として2月4日以来およそ2カ月ぶりの安値圏だった。トランプ米政権の相互関税に対抗して中国が4日に報復措置を発表したことで、関税の応酬が世界経済の急激な減速につながるとの見方から売りが膨らんだ。 個別では医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)が23%近く下落。テック株のレノボグループ(00992)、BYDエレクトロニック(00285)、舜宇光学科技(02382)、自動車メーカーの吉利汽車(00175)、ショート動画プラットフォームの快手科技(01024)の下げもきつい。一方、香港公益株の電能実業(00006)、中電控股(00002)、長江インフラ(01038)が逆行高。 |
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