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指数: 15分ディレイ
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28日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.89%安の23368.16ポイントだった。中国企業指数は1.10%安の8581.82ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1317億2000万HKドル。
ハンセン指数は続伸して始まったがマイナス圏に沈み、ほぼ一本調子で下げ幅を拡大。前場の安値圏で引けた。関税政策を巡る米国と中国の対立の先行きが不透明ななか、投資家がリスク回避の姿勢を強めたもよう。前日の欧米市場やきょうのアジア主要市場で株式相場が下落していることも地合いを悪化させた。 個別では、前日大引け後に2024年12月本決算を発表した海爾智家(06690)が7%超下げた。パソコン大手のレノボグループ(00992)、自動車販売の中升集団(00881)も大幅安。ガラス大手の信義ガラス(00868)、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)は反落した。一方、医薬品株の翰森製薬(03692)、石薬集団(01093)、中国生物製薬(01177)が買われた。朝方に決算を発表した李寧(02331)も高い。宝飾品販売の周大福珠宝(01929)、即席麺大手の康師傅控股(00322)は続伸した。 |
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ハンセン指数
引値:23368.16ポイント 前日比:-210.64ポイント 騰落率:-0.89% 中国企業指数 引値:8581.82ポイント 前日比:-95.86ポイント 騰落率:-1.10% レッドチップ指数 引値:3839.44ポイント 前日比:-35.98ポイント 騰落率:-0.93% |
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28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.71%安の3349.68ポイントだった。深セン成分指数は0.53%安の10611.64ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7191億2200万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、徐々に下げ幅を広げる展開。トランプ米大統領が26日、中国企業の北京字節跳動科技(バイトダンス)による動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業の売却を中国当局が承認する場合は一部関税の引き下げを排除しない考えを示したことで、関税を巡る中国と米国の対立への過度な懸念が後退したものの、依然として不透明感は強く、週末を前に利益確定の売りが相場の重しとなった。また、週明けには製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表も控えており、様子見ムードも広がった。セクター別では、化学肥料や化学繊維、採掘などが全面安となった半面、貴金属やバイオ、自動車などが買われた。 上海B株指数は0.18%安の270.54ポイント、深センB株指数は0.21%安の1228.84ポイントだった。 |
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