27日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。中国と米国の対立深刻化が警戒されているもよう。米商務省は26日、事実上の禁輸リストである「エンティティ−リスト」に50社超の中国企業を追加したと発表。これに対し、中国外交部報道官は同日の記者会見で「中国は必要な措置を講じ、中国企業の合法的権益を断固として守る」と述べた。

　指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.43％安の3354.09ポイントで推移している。セクター別では軍需関連や風力・太陽光発電設備、電機、非鉄金属が安い。一方、化学原料と化学肥料が買われている。

上海総合指数
　始値：3362.71ポイント
　前日比：-5.99ポイント
　騰落率：-0.18％

上海B株指数
　始値：274.73ポイント
　前日比：-0.09ポイント
　騰落率：-0.03％

深セン成分指数
　始値：10610.89ポイント
　前日比：-32.93ポイント
　騰落率：-0.31％

深センB株指数
　始値：1231.09ポイント
　前日比：-1.47ポイント
　騰落率：-0.12％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3911.38ポイント
　前日比：-7.98ポイント
　騰落率：-0.2％

ハンセン指数
　始値：23543.86ポイント
　前日比：60.54ポイント
　騰落率：0.26％

中国企業指数
　始値：8674.65ポイント
　前日比：20.39ポイント
　騰落率：0.24％

レッドチップ指数
　始値：3850.75ポイント
　前日比：1.07ポイント
　騰落率：0.03％