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指数: 15分ディレイ
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21日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。終値は前日比1.29%安の3364.83ポイントだった。深セン成分指数は1.76%安の10687.55ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆5508億5600万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合った後、心理的節目の3400ポイントを割り、徐々に下げ幅を拡大した。終盤に下げ幅をやや縮小したが、終値は13日以来、約1週間ぶり安値だった。トランプ米政権の関税政策を巡る不透明感が強いなか、週末を前に利益を確定する動きが広がった。一方、決算発表シーズンに入っており、業績などを手掛かりに個別物色が活発だった。セクター別では、電機や自動車部品、半導体などが売られた半面、造船や採掘、風力発電設備などが買われた。 A株市場では、BYD(002594)や安徽中鼎密封件(000887)が大幅に下落したほか、永輝超市(601933)や用友網絡科技(600588)なども売られた。半面、中国船舶重工(601989)や宝山鋼鉄(600019)、珠海格力電器(000651)、TCL中環新能源科技(002129)などが買われた。 上海B株指数は0.55%安の274.06ポイント、深センB株指数は0.51%安の1230.89ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3364.83ポイント 前日比:-44.12ポイント 騰落率:-1.29% 上海B株指数 引値:274.06ポイント 前日比:-1.52ポイント 騰落率:-0.55% 深セン成分指数 引値:10687.55ポイント 前日比:-191.94ポイント 騰落率:-1.76% 深センB株指数 引値:1230.89ポイント 前日比:-6.31ポイント 騰落率:-0.51% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3914.70ポイント 前日比:-60.29ポイント 騰落率:-1.52% |
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21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比2.01%安の23733.02ポイントだった。中国企業指数は2.04%安の8767.59ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1756億6000万HKドル。
ハンセン指数は前日の米株式相場が反落した流れを引き継ぎ、安く寄り付いた。朝方に小高くなる場面があったものの再び下げに沈み、心理的節目の24000ポイントを割り込んだ。ただ、前引けにかけて下落率2%付近の水準では下げ渋った。トランプ米政権の関税政策を巡る警戒感から幅広いセクターで売りが優勢。米国が貿易相手国に同水準の関税を課す「相互関税」などの導入予定を4月2日に控え、投資家がリスク回避姿勢を強めたもよう。 個別では、前日買われた新エネルギー車大手のBYD(01211)が7%超安。半導体ファウンドリーのSMIC(00981)、製薬の石薬集団(01093)、自動車販売の中升集団(00881)、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)は大幅に続落した。前日大引け後に2024年12月本決算を発表した長江実業集団(01113)、長江和記実業(00001)も安い。一方、通信キャリアのチャイナ・モバイル(00941)とチャイナ・ユニコム(00762)、香港公益株の長江インフラ(01038)と電能実業(00006)が買われた。 |
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