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21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比2.01%安の23733.02ポイントだった。中国企業指数は2.04%安の8767.59ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1756億6000万HKドル。
ハンセン指数は前日の米株式相場が反落した流れを引き継ぎ、安く寄り付いた。朝方に小高くなる場面があったものの再び下げに沈み、心理的節目の24000ポイントを割り込んだ。ただ、前引けにかけて下落率2%付近の水準では下げ渋った。トランプ米政権の関税政策を巡る警戒感から幅広いセクターで売りが優勢。米国が貿易相手国に同水準の関税を課す「相互関税」などの導入予定を4月2日に控え、投資家がリスク回避姿勢を強めたもよう。 個別では、前日買われた新エネルギー車大手のBYD(01211)が7%超安。半導体ファウンドリーのSMIC(00981)、製薬の石薬集団(01093)、自動車販売の中升集団(00881)、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)は大幅に続落した。前日大引け後に2024年12月本決算を発表した長江実業集団(01113)、長江和記実業(00001)も安い。一方、通信キャリアのチャイナ・モバイル(00941)とチャイナ・ユニコム(00762)、香港公益株の長江インフラ(01038)と電能実業(00006)が買われた。 |
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ハンセン指数
引値:23733.02ポイント 前日比:-486.93ポイント 騰落率:-2.01% 中国企業指数 引値:8767.59ポイント 前日比:-182.59ポイント 騰落率:-2.04% レッドチップ指数 引値:3918.45ポイント 前日比:-38.29ポイント 騰落率:-0.97% |
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21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.94%安の3376.96ポイントだった。深セン成分指数は1.42%安の10725.07ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9605億2500万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合った後、心理的節目の3400ポイントを割り、徐々に下げ幅を拡大した。トランプ米政権の関税政策を巡る不透明感が強いなか、週末を前に利益を確定する動きが広がった。一方、決算発表シーズンに入っており、業績などを手掛かりに個別物色が活発だった。セクター別では、電機や宝飾、半導体などが売られた半面、造船が全面高。採掘や漢方薬も買われた。 上海B株指数は0.35%安の274.61ポイント、深センB株指数は0.65%安の1229.10ポイントだった。 |
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