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指数: 15分ディレイ
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18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。終値は前日比0.11%高の3429.76ポイントだった。深セン成分指数は0.52%高の11014.75ポイントと反発。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆5196億8800万元だった。
上海総合指数はおおむね小高く推移し、終値ベースで昨年12月12日以来およそ3カ月ぶりの高値を連日で更新した。前日に続き、中国の景気刺激策に期待する買いが相場の支えとなった。中国共産党中央委員会と国務院(内閣に相当)が先ごろ各地方に通知した内需振興政策について、関連部局が17日午後に記者会見を開き、今後の実施見通しを明らかにした。もっとも、利益確定売りが指数の重荷となり、小幅ながら下げに転じる場面も目立った。セクター別では、海運・港湾が全面高のほか、貴金属・宝飾品、化学繊維、送電網・電源設備が買われた。半面、ゲーム、自動車サービス、酒造、航空宇宙が売られた。 A株市場ではスーパーマーケット大手の永輝超市(601933)が8%高と前日に続いて上昇。家電大手の美的集団(000333)と海爾智家(600690)、監視カメラメーカーの浙江大華技術(002236)も続伸した。バスメーカーの宇通客車(600066)、石炭化学の寧夏宝豊能源集団(600989)、レーザー機器メーカーの大族激光科技産業集団(002008)も高い。一方、化学大手の万華化学集団(600309)、製紙のSTチェンミン・ペーパー(000488)が大幅安。建機メーカーの三一重工(600031)は続落した。 上海B株指数は0.18%高の274.57ポイントと3営業日続伸。深センB株指数はポイント0.14%高の1241.68ポイントと5営業日続伸した。 |
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上海総合指数
引値:3429.76ポイント 前日比:3.63ポイント 騰落率:0.11% 上海B株指数 引値:274.57ポイント 前日比:0.48ポイント 騰落率:0.18% 深セン成分指数 引値:11014.75ポイント 前日比:56.93ポイント 騰落率:0.52% 深センB株指数 引値:1241.68ポイント 前日比:1.77ポイント 騰落率:0.14% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:4007.72ポイント 前日比:10.93ポイント 騰落率:0.27% |
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18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。前場終値は前日比1.80%高の24580.78ポイントだった。中国企業指数は2.00%高の9107.28ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1530億8000万HKドル。
ハンセン指数は前日終値を2%超上回って寄り付くと、その後もプラス圏で堅調に推移した。注目された2月の米小売売上高は前月比+0.2%と市場予想の+0.6%を下回ったが、自動車を除く小売売上高が+0.3%と予想と一致したことで、景気減速への過度な懸念が和らぎ、香港市場でも買いが広がった。また、トランプ米大統領が「そう遠くない将来に」中国の習近平国家主席が訪米する見通しと発言したことも好感されたもよう。 個別では、決算を発表した無錫薬明康徳新薬開発(02359)が12%近く急騰したほか、百度(09888)やアリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)など大手IT株が買われ、指数を押し上げた。金相場の上昇を受けて紫金鉱業集団(02899)は5%超上昇。寧徳時代新能源科技(300750)と戦略提携で合意した蔚来集団(09866)は16%超上昇。半面、長江和記実業(00001)やバドワイザーAPAC(01876)などの下落が目立った。 |
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