◆香港市場週間値下がり率上位20銘柄

　1　杭州啓明医療器械（02500）
　　　騰落率：-68.51％
　　　業種：その他製造

　2　中食民安（08283）
　　　騰落率：-63.93％
　　　業種：サービス

　3　大方広瑞徳（00755）
　　　騰落率：-42％
　　　業種：不動産

　4　中国恒嘉融資租賃（00379）
　　　騰落率：-35.9％
　　　業種：金融・証券・保険

　5　星空華文（06698）
　　　騰落率：-34.59％
　　　業種：メディア

　6　グリーンハート（00094）
　　　騰落率：-30.91％
　　　業種：農林・水産

　7　MOGデジテック（01942）
　　　騰落率：-30.86％
　　　業種：IT・ソフトウエア

　8　創新奇智科技（02121）
　　　騰落率：-30.85％
　　　業種：IT・ソフトウエア

　9　艾美疫苗（06660）
　　　騰落率：-30.02％
　　　業種：医薬・バイオ

　10　京基金融国際（01468）
　　　騰落率：-29.33％
　　　業種：金融・証券・保険

　11　高視医療科技（02407）
　　　騰落率：-28.92％
　　　業種：卸売・小売業

　12　北京華昊中天生物医薬（02563）
　　　騰落率：-28.24％
　　　業種：医薬・バイオ

　13　深セン百果園実業（02411）
　　　騰落率：-26.76％
　　　業種：卸売・小売業

　14　瑞爾集団（06639）
　　　騰落率：-25.57％
　　　業種：サービス

　15　中国資源交通（00269）
　　　騰落率：-25％
　　　業種：道路・港湾・空港

　16　中国上城集団（02330）
　　　騰落率：-24.53％
　　　業種：不動産

　17　江西一脈陽光集団（02522）
　　　騰落率：-24.52％
　　　業種：サービス

　18　奈雪の茶（02150）
　　　騰落率：-24.39％
　　　業種：サービス

　19　宜明昴科生物医薬技術（01541）
　　　騰落率：-23.51％
　　　業種：医薬・バイオ

　20　宝発控股（08532）
　　　騰落率：-23.21％
　　　業種：建設・プラント

◆香港市場週間値上がり率上位20銘柄

　1　嘉鼎国際集団（08153）
　　　騰落率：132.88％
　　　業種：メディア

　2　維亮控股（08612）
　　　騰落率：117％
　　　業種：機械

　3　濠亮環球（08118）
　　　騰落率：85.25％
　　　業種：その他製造

　4　龍皇集団（08493）
　　　騰落率：81.4％
　　　業種：サービス

　5　麗年国際（09918）
　　　騰落率：80％
　　　業種：電子・半導体

　6　基地錦標集団（08460）
　　　騰落率：80％
　　　業種：建設・プラント

　7　皇庭智家（01575）
　　　騰落率：75％
　　　業種：その他製造

　8　中国三三伝媒（08087）
　　　騰落率：71.88％
　　　業種：メディア

　9　艾碩控股（08341）
　　　騰落率：68.87％
　　　業種：建設・プラント

　10　深セン市越疆科技（02432）
　　　騰落率：68.5％
　　　業種：機械

　11　薈萃国際（08041）
　　　騰落率：67.69％
　　　業種：繊維・アパレル

　12　万威国際（00167）
　　　騰落率：62.37％
　　　業種：家電

　13　江蘇セン信生物医薬（02509）
　　　騰落率：59.42％
　　　業種：医薬・バイオ

　14　中国生態旅遊（01371）
　　　騰落率：58.82％
　　　業種：IT・ソフトウエア

　15　UTSマーケティング（06113）
　　　騰落率：58.57％
　　　業種：サービス

　16　百徳国際（02668）
　　　騰落率：49.25％
　　　業種：卸売・小売業

　17　緑領控股（00061）
　　　騰落率：49.18％
　　　業種：石油・石炭

　18　力図控股（01008）
　　　騰落率：49.07％
　　　業種：その他製造

　19　中国高精密自動化（00591）
　　　騰落率：48.77％
　　　業種：機械

　20　安域亜洲（00645）
　　　騰落率：47.26％
　　　業種：石油・石炭

　14日の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日ぶりに大幅反発。終値は前日比2.12％高の23959.98ポイントだった。中国企業指数は2.75％高の8877.99ポイント。メインボードの売買代金は概算で2906億1000万HKドル。

　ハンセン指数は高く寄り付いた後、前引けにかけてほぼ一本調子で上げ幅を広げ、心理的節目の24000ポイントに乗せた。前日まで5営業日続落した後とあって、値ごろ感から買い戻しが優勢。本土市場で上海総合指数が3日ぶりに反発して3400ポイントを回復したことが好感された。もっとも、後場に入ると上値の重さが目立ち、24000ポイントを挟んでもみ合ったが、同節目を下回ってこの日の取引を終えた。「トランプ関税」を巡る不透明感に加え、中国では週明けに小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標の発表が控えており、様子見気分が上値を抑えた。

　個別では、医薬品受託開発の薬明生物技術（02269）が14％超高と急伸。乳製品メーカーの中国蒙牛乳業（02319）、教育関連サービス事業者の新東方教育科技（09901）、新エネルギー自動車（NEV）・電池メーカーのBYD（01211）、スポーツ用品の李寧（02331）なども大幅高。大型ネット株の美団（03690）、JDドットコム（09618）、アリババ集団（09988）が買われ、指数を押し上げた。半面、香港コングロマリットの長江和記実業（00001）が大幅安。パナマ運河港湾事業の売却を巡って中国政府の香港・マカオ政策を主管する国務院香港マカオ事務弁公室が懸念を示したことが嫌気された。同系列の長江インフラ（01038）、電能実業（00006）、長江実業集団（01113）や、14日朝方に2024年12月本決算を発表したAIAグループ（01299）なども下げた。

　ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.31％高の5880.78ポイント。海爾智家（06690）、美団、JDドットコム、美的集団（00300）、トリップ・ドットコム（09961）が上昇率上位。下落は蔚来集団（09866）、地平線機器人（09660）、小鵬汽車（09868）の3銘柄のみだった。