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12日のNY株式相場は高安まちまち。貿易摩擦問題が引き続き懸念材料となったものの、注目された米2月消費者物価指数(CPI)が予想を下回る伸びにとどまったことで先行きの利下げ期待が支援となった。足もとで大きく下落したハイテク株は、テスラが7.59%高、エヌビディアが6.43%高となり、オラクル、アドバンスト・マイクロ・デバイセズも4%超上昇した。
ダウ平均は上昇してスタート後、423米ドル安まで反落し、その後再びプラス圏を回復したものの、82.55米ドル安(-0.20%)と3日続落して終了。一方、S&P500は0.47%安まで下落後、0.49%高と3日ぶりに反発して終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は1.22%高と3日ぶりの大幅反発となった。 S&P500の11セクターはITの2.02%高を筆頭に、コミュニケーション、一般消費財、エネルギーなど5セクターが上昇した一方、資本財が変わらずとなり、生活必需品、ヘルスケア、素材など5セクターが下落した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の26.92ポイントから24.23ポイントに低下した。 寄り前に発表された2月CPIは前月比+0.2%と1月分の+0.5%から伸びが鈍化し、市場予想の+0.3%も下回った。前年比でも+2.8%と、1月分の+3.0%や予想の+2.9%を下回る伸びとなった。変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIも前月比+0.2%、前年比+3.1%とともに1月から伸びが鈍化し、予想も下回った。 CPIの鈍化を受けて米10年債利回りは前日の4.288%から一時4.251%まで低下(価格は上昇)したが、その後はトランプ関税によるインフレ上昇懸念から売りが優勢となり4.318%で終了した。 |
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12日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比1.35%安の137.14米ドルと反落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も2.19%安の92.40米ドルと反落した。主な中国関連ネット・IT株の12日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):137.14米ドル(-1.35%) ■百度(BIDU):92.40米ドル(-2.19%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):61.62米ドル(+0.05%) ■JDドットコム(JD):40.37米ドル(-0.93%) ■ウェイボー(WB):10.76米ドル(-1.91%) ■ネットイース(NTES):104.88米ドル(+0.44%) ■ハロー・グループ(MOMO):6.80米ドル(-8.36%) ■滴滴全球(DIDI):5.38米ドル(+2.28%) ■捜狐(SOHU):13.87米ドル(+0.65%) ■チーター・モバイル(CMCM):5.23米ドル(+6.73%) ■テンセント・ミュージック(TME):12.23米ドル(+0.16%) ■PDDホールディングス(PDD):117.86米ドル(-0.10%) |
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香港証券取引所は12日、深セン市場との相互株式取引「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」の同日の統計を発表した。うち、深センA株に投資する「深股通」(深センコネクト・ノースバウンド)の取引状況は次の通り。
■深股通(香港→深セン) 当日の売買代金:1048億6667万元 ■当日の売買代金上位10銘柄 1 東方財富信息(300059) 売買代金:1,480百万元 2 BYD(002594) 売買代金:1,445百万元 3 寧徳時代新能源科技(300750) 売買代金:1,236百万元 4 宜賓五糧液(000858) 売買代金:1,076百万元 5 中興通訊(000063) 売買代金:1,057百万元 6 勝宏科技(300476) 売買代金:1,004百万元 7 順豊控股(002352) 売買代金:868百万元 8 上海岩山科技(002195) 売買代金:788百万元 9 浪潮電子信息産業(000977) 売買代金:785百万元 10 美的集団(000333) 売買代金:733百万元 |
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