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指数: 15分ディレイ
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週明け10日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前営業日比0.19%安の3366.16ポイントだった。深セン成分指数は0.17%安の10825.70ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆5056億5900万元だった。
上海総合指数はほぼ終日マイナス圏で推移した。小動きで始まった後、前引けにかけて徐々に下げ幅を拡大したが、後場に入って下げ幅を縮小した。中国国家統計局が9日に発表した2月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がともに市場予想を下回ったことが嫌気されたほか、中国は10日から米国産の鶏肉や小麦などに追加関税を課しており、米中貿易戦争を巡る懸念も相場の重しとなった。セクター別では、保険や銀行、証券など金融株がほぼ全面安となったほか、インターネットサービスやソフトウエア開発などIT関連も売られた。半面、医薬品販売が全面高。電機や内装なども買われた。 A株市場では、最近株価が大幅上昇していた用友網絡科技(600588)が利益確定の売りに押されたほか、啓明星辰信息技術集団(002439)や巨人網絡集団(002558)も安かった。半面、東江環保(002672)や大族激光科技産業集団(002008)、三一重工(600031)などが買われた。 上海B株指数は0.44%高の266.97ポイント、深センB株指数は0.33%安の1209.57ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3366.16ポイント 前日比:-6.39ポイント 騰落率:-0.19% 上海B株指数 引値:266.97ポイント 前日比:1.18ポイント 騰落率:0.44% 深セン成分指数 引値:10825.70ポイント 前日比:-18.03ポイント 騰落率:-0.17% 深センB株指数 引値:1209.57ポイント 前日比:-3.96ポイント 騰落率:-0.33% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3928.80ポイント 前日比:-15.21ポイント 騰落率:-0.39% |
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週明け10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比2.11%安の23720.40ポイントだった。中国企業指数は2.38%安の8701.67ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1779億HKドル。
ハンセン指数は朝方に小高くなる場面があったものの、次第に下げ幅を広げる展開。心理的節目の24000ポイントを割り込み、前場の安値圏で引けた。「トランプ関税」が世界経済に及ぼす影響を懸念する売りが幅広いセクターに広がった。トランプ米大統領は4月2日から貿易相手国と同等の関税を課す「相互関税」を実施すると表明しており、中国などによる報復措置との応酬が警戒されている。中国景気の先行き不安も根強い。中国国家統計局が9日発表した2月の物価統計は消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がともに市場予想を下回った。 個別では、大型ネット株のテンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)が売られ、相場の重荷となっている。スポーツ用品の李寧(02331)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)は大幅に続落した。半導体ファウンドリーのSMIC(00981)も安い。一方、中国検索サービス大手の百度(09888)、海運大手の東方海外(00316)、医薬品ネット通販の阿里健康(00241)が買われた。 |
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