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指数: 15分ディレイ
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週明け10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比2.11%安の23720.40ポイントだった。中国企業指数は2.38%安の8701.67ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1779億HKドル。
ハンセン指数は朝方に小高くなる場面があったものの、次第に下げ幅を広げる展開。心理的節目の24000ポイントを割り込み、前場の安値圏で引けた。「トランプ関税」が世界経済に及ぼす影響を懸念する売りが幅広いセクターに広がった。トランプ米大統領は4月2日から貿易相手国と同等の関税を課す「相互関税」を実施すると表明しており、中国などによる報復措置との応酬が警戒されている。中国景気の先行き不安も根強い。中国国家統計局が9日発表した2月の物価統計は消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がともに市場予想を下回った。 個別では、大型ネット株のテンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)が売られ、相場の重荷となっている。スポーツ用品の李寧(02331)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)は大幅に続落した。半導体ファウンドリーのSMIC(00981)も安い。一方、中国検索サービス大手の百度(09888)、海運大手の東方海外(00316)、医薬品ネット通販の阿里健康(00241)が買われた。 |
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ハンセン指数
引値:23720.40ポイント 前日比:-510.90ポイント 騰落率:-2.11% 中国企業指数 引値:8701.67ポイント 前日比:-212.36ポイント 騰落率:-2.38% レッドチップ指数 引値:3847.74ポイント 前日比:-69.33ポイント 騰落率:-1.77% |
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週明け10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比0.59%安の3352.59ポイントだった。深セン成分指数は0.62%安の10776.89ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9804億8400万元だった。
上海総合指数は小動きで始まった後、徐々に下げ幅を拡大した。中国国家統計局が9日に発表した2月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がともに市場予想を下回ったことが嫌気された。また、中国は10日から米国産の鶏肉や小麦などに追加関税を課しており、米中貿易戦争を巡る懸念も相場の重しとなった。セクター別では、保険と銀行が全面安となったほか、ソフトウエア開発や航空・空港運営も売られた。半面、医薬品販売や石炭、電機などが買われた。 上海B株指数は0.09%安の265.54ポイント、深センB株指数は0.76%安の1204.36ポイントだった。 |
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