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5日のNY株式相場は反発。ホワイトハウスが、4日に発動したメキシコとカナダに対する25%の関税について、自動車への適用を1カ月猶予すると発表したことや、その後ホワイトハウスのレビット報道官が「トランプ米大統領は関税の適用除外の要請にオープン」との見解を示したことでトランプ関税への過度な警戒感が和らいだ。
2日間で1300米ドル超下落したダウ平均は前日終値を挟んでもみ合って推移したが、レビット報道官の発言を受けて一時614ドル米高まで上昇し、485.6米ドル高(+1.14%)で終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.12%高、1.46%高で終了し、主要3指数がそろって3日ぶりに反発した。ただ、週初来ではダウ平均が834.32米ドル安(-1.90%)と反落ペース、S&P500が1.88%安、ナスダック総合が1.56%安とともに3週続落ペースとなった。 S&P500の11セクターは素材の2.63%高を筆頭に、一般消費財、資本財、コミュニケーション、ITなど9セクターが上昇し、エネルギー、公益の2セクターが下落した。自動車株はステランティスが9.24%高、ゼネラル・モーターズが7.21%高、フォードが5.81%高と軒並み大幅高となった。ハイテク株はマイクロソフトが3.19%高となり、テスラ、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズも2%超上昇した。 センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の23.51ポイントから21.93ポイントに低下した。 |
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5日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み高。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比8.61%高の141.03米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は5.43%高の91.88米ドルと続伸した。主な中国関連ネット・IT株の5日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):141.03米ドル(+8.61%) ■百度(BIDU):91.88米ドル(+5.43%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):64.01米ドル(+7.83%) ■JDドットコム(JD):43.76米ドル(+6.86%) ■ウェイボー(WB):10.67米ドル(+5.85%) ■ネットイース(NTES):103.16米ドル(+2.54%) ■ハロー・グループ(MOMO):7.59米ドル(+4.40%) ■滴滴全球(DIDI):5.09米ドル(+3.25%) ■捜狐(SOHU):13.50米ドル(+2.43%) ■チーター・モバイル(CMCM):5.06米ドル(+2.64%) ■テンセント・ミュージック(TME):13.48米ドル(+6.56%) ■PDDホールディングス(PDD):120.21米ドル(+6.00%) |
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香港証券取引所が5日に発表した統計によると、中国本土から香港株に投資する「港股通」(サウスバウンド・トレーディング)は、成約ベースで83億6900万HKドルの買い越しだった。うち上海経由は45億8000万HKドルの買い越し、深セン経由は37億8900万HKドルの買い越しだった。
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