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指数: 15分ディレイ
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4日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。終値は前日比0.22%高の3324.21ポイントだった。深セン成分指数は0.28%高の10679.44ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆4355億7800万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、序盤に心理的節目の3300ポイントを割る場面もあったが、その後は徐々に下げ幅を縮小すると、後場に入ってプラス圏に浮上し、この日の取引を終えた。米国が4日付で対中追加関税を10%から20%に引き上げることを受け、中国が米国産の農作物などを対象に追加関税を課すことを発表し、米中貿易戦争の激化が警戒された。一方、4日に全国政治協商会議、5日に全国人民代表大会が開幕し、「両会」がスタートすることを受け、政策期待が相場の支えとなった。セクター別では、航空・宇宙、造船、貴金属などが全面高となったほか、半導体や通信サービスも買われた。半面、バッテリー素材や石炭、酒造などが売られた。 A株市場では、H株増資で434億HKドルを調達する計画を発表したBYD(002594)が4%超下げたほか、中聯重科(000157)や寧波杉杉(600884)、永輝超市(601933)の下落も目立った。半面、紫光国芯微電子(002049)がストップ高を付けたほか、寧波均勝電子(600699)や隆基緑能科技(601012)も高かった。 上海B株指数は0.02%高の262.60ポイント、深センB株指数は0.03%高の1211.64ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3324.21ポイント 前日比:7.28ポイント 騰落率:0.22% 上海B株指数 引値:262.60ポイント 前日比:0.05ポイント 騰落率:0.02% 深セン成分指数 引値:10679.44ポイント 前日比:29.85ポイント 騰落率:0.28% 深センB株指数 引値:1211.64ポイント 前日比:0.31ポイント 騰落率:0.03% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3885.22ポイント 前日比:-3.25ポイント 騰落率:-0.08% |
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4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.46%安の22901.24ポイントだった。中国企業指数は0.74%安の8357.00ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1569億HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の23000ポイントを割り込んで寄り付いた後、序盤には下げ幅を約2%に拡大する場面もあった。「トランプリスク」への懸念から売りが先行。トランプ米大統領は3日、4日からメキシコとカナダに25%の関税を課すほか、対中追加関税は10%から20%に引き上げると表明した。また、エヌビディアの先端人工知能(AI)チップが裏口輸出など貿易規制をすり抜けて中国に輸出されていると米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』が報道したことを受け、トランプ米政権が半導体の対中輸出規制を強化することも警戒された。もっとも、売り一巡後はもみ合いながら下げ幅を縮小。中国でこの日から「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)がスタートし、政策期待が下値を支えたもよう。 個別では、H株の第三者割当増資を発表した自動車・電池メーカーのBYD(01211)、同業の吉利汽車(00175)、理想汽車(02015)が安い。通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)、石油メジャーのCNOOC(00883)、大型ネット株のアリババ集団(09988)なども売られた。半面、宝飾品大手の周大福珠宝(01929)、ビールメーカーのバドワイザーAPAC(01876)、製薬会社の翰森製薬(03692)、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)などが買いを集めた。 |
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