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指数: 15分ディレイ
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4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.46%安の22901.24ポイントだった。中国企業指数は0.74%安の8357.00ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1569億HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の23000ポイントを割り込んで寄り付いた後、序盤には下げ幅を約2%に拡大する場面もあった。「トランプリスク」への懸念から売りが先行。トランプ米大統領は3日、4日からメキシコとカナダに25%の関税を課すほか、対中追加関税は10%から20%に引き上げると表明した。また、エヌビディアの先端人工知能(AI)チップが裏口輸出など貿易規制をすり抜けて中国に輸出されていると米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』が報道したことを受け、トランプ米政権が半導体の対中輸出規制を強化することも警戒された。もっとも、売り一巡後はもみ合いながら下げ幅を縮小。中国でこの日から「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)がスタートし、政策期待が下値を支えたもよう。 個別では、H株の第三者割当増資を発表した自動車・電池メーカーのBYD(01211)、同業の吉利汽車(00175)、理想汽車(02015)が安い。通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)、石油メジャーのCNOOC(00883)、大型ネット株のアリババ集団(09988)なども売られた。半面、宝飾品大手の周大福珠宝(01929)、ビールメーカーのバドワイザーAPAC(01876)、製薬会社の翰森製薬(03692)、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)などが買いを集めた。 |
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ハンセン指数
引値:22901.24ポイント 前日比:-105.03ポイント 騰落率:-0.46% 中国企業指数 引値:8357.00ポイント 前日比:-62.69ポイント 騰落率:-0.74% レッドチップ指数 引値:3781.40ポイント 前日比:-25.63ポイント 騰落率:-0.67% |
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4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に3営業日続落。前場終値は前日比0.01%安の3316.67ポイントだった。深セン成分指数は0.15%安の10633.54ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8528億3100万元だった。
上海総合指数はほぼマイナス圏で推移し、序盤に心理的節目の3300ポイントを下回る場面もあった。トランプ米大統領が3日、対中追加関税を10%から20%に引き上げる大統領令に署名したことを受け、中国側は強い不満を表明するとともに対抗措置をとる考えを明らかにしており、米中対立の激化が警戒された。また、全国人民代表大会に先立って4日に全国政治協商会議が開幕するとあって、様子見ムードも広がっているもよう。セクター別では、バッテリー素材が全面安となっているほか、不動産や石炭も売られている。半面、貴金属が全面高。航空・宇宙や電機なども高い。 上海B株指数は0.29%安の261.79ポイント、深センB株指数は0.40%安の1206.48ポイントだった。 |
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