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週明け3日の香港市場は反発して始まるか。前週末のNY市場で米長期金利が低下し、株式相場が上昇したことで運用リスクを取る動きが広がると予想する。ハンセン指数は前週末に心理的節目の23000ポイントを割り込み、終値ベースで20日以来およそ1週間ぶりの安値を更新しただけに、自律反発狙いの買いも入りやすい。
米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視する米1月個人消費支出(PCE)価格指数が予想通りの結果となったことで米利下げ期待が高まった。長期金利の指標となる米10年債利回りは前日の4.287%から一時4.193%と昨年12月10日以来の水準まで低下し、4.210%で終了した。 もっとも、トランプ米政権の関税政策に対する警戒感がくすぶり、買い一巡後は伸び悩む展開があり得る。トランプ氏は2月27日、自身のSNSで、10%の追加関税を発動済みの中国に対してさらに10%を上乗せすると発表した。 2月28日のNY株式相場はダウ平均など主要3指数がそろって大幅反発した。週末、月末の持ち高調整や指数リバランスにより取引終盤に買いが優勢となった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)や英金融大手のHSBC(00005)が香港終値を上回った一方、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が下回って終えた。 |
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香港証券取引所が28日に発表した統計によると、中国本土から香港株に投資する「港股通」(サウスバウンド・トレーディング)は、成約ベースで119億HKドルの買い越しだった。うち上海経由は56億300万HKドルの買い越し、深セン経由は62億9800万HKドルの買い越しだった。
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香港証券取引所は28日、深セン市場との相互株式取引「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通(深)」(深センコネクト・サウスバウンド)の取引状況は次の通り。
■港股通(深セン→香港) 当日の売買代金:621億3789万HKドル 買い代金:342億1779万HKドル 売り代金:279億2010万HKドル ■当日の売買代金上位10銘柄 1 小米集団(01810) 売買代金:8,135百万HKドル 買い代金:4,404百万HKドル 売り代金:3,731百万HKドル 2 アリババ集団(09988) 売買代金:4,246百万HKドル 買い代金:2,636百万HKドル 売り代金:1,609百万HKドル 3 SMIC(00981) 売買代金:4,170百万HKドル 買い代金:2,007百万HKドル 売り代金:2,163百万HKドル 4 テンセント(00700) 売買代金:3,947百万HKドル 買い代金:2,222百万HKドル 売り代金:1,724百万HKドル 5 美団(03690) 売買代金:1,782百万HKドル 買い代金:980百万HKドル 売り代金:802百万HKドル 6 理想汽車(02015) 売買代金:1,443百万HKドル 買い代金:616百万HKドル 売り代金:827百万HKドル 7 小鵬汽車(09868) 売買代金:1,221百万HKドル 買い代金:652百万HKドル 売り代金:569百万HKドル 8 速騰聚創科技(02498) 売買代金:1,006百万HKドル 買い代金:371百万HKドル 売り代金:635百万HKドル 9 快手科技(01024) 売買代金:882百万HKドル 買い代金:386百万HKドル 売り代金:496百万HKドル 10 BYDエレクトロニック(00285) 売買代金:851百万HKドル 買い代金:178百万HKドル 売り代金:673百万HKドル |
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