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指数: 15分ディレイ
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26日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。終値は前日比1.02%高の3380.21ポイントだった。深セン成分指数は0.93%高の10955.65ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆9383億4400万元だった。
上海総合指数は高く寄り付くと、終始プラス圏でもみ合った。前日まで続落し、終値ベースで18日以来、1週間ぶりの安値を更新した後とあって、買い戻しが優勢。「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)の開幕を来週に控え、政策期待が地合いを支えた。3370ポイントを超える水準では上値の重さが目立ったが、終盤には一段高となり、この日の高値圏で終えた。 セクター別では、鉄鋼と証券が全面高。太陽光発電設備、不動産サービス、電機なども高い。半面、航空・空港運営、貴金属の一角が軟調だった。 A株市場では、太陽光発電関連の隆基緑能科技(601012)、晶澳太陽能科技(002459)、TCL中環新能源科技(002129)自動車部品メーカーの安徽中鼎密封件(000887)、鉄鋼メーカーの宝山鋼鉄(600019)、アンガン・スチール(000898)が高い。不動産デベロッパーの保利発展控股集団(600048)、小型家電メーカーの九陽(002242)、教育関連の中公教育科技(002607)なども買いを集めた。半面、テック株の富士康工業互聯網(601138)、立訊精密工業(002475)、航空会社の春秋航空(601021)、中国国際航空(601111)、ゲーム関連の巨人網絡集団(002558)などが下げた。 上海B株指数は1.59%高の263.35ポイント、深センB株指数は0.5%高の1220.56ポイントだった。 |
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上海総合指数
引値:3380.21ポイント 前日比:34.17ポイント 騰落率:1.02% 上海B株指数 引値:263.35ポイント 前日比:4.13ポイント 騰落率:1.59% 深セン成分指数 引値:10955.65ポイント 前日比:101.15ポイント 騰落率:0.93% 深センB株指数 引値:1220.56ポイント 前日比:6.03ポイント 騰落率:0.5% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3959.94ポイント 前日比:34.29ポイント 騰落率:0.87% |
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26日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに大幅反発。前場終値は前日比2.54%高の23619.24ポイントだった。中国企業指数は2.63%高の8722.93ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1815億6000万HKドル。
ハンセン指数は次第に上げ幅を拡大。取引時間中として2022年2月23日以来およそ3年ぶりの高値を更新した。前日に下落していたネット株が買い直され、相場を押し上げた。来週に中国の全国人民代表大会(全人代)が開幕するとあって、政策の恩恵が期待できる銘柄の上昇も目立った。 個別では、大型ネット株のJDドットコム(09618)、美団(03690)、アリババ集団(09988)、テンセント(00700)がそろって大幅に反発。前日大引け後に2024年12月本決算を発表したバドワイザーAPAC(01876)は12.5%上げた。ボトル入り飲料水大手の農夫山泉(09633)、半導体受託製造のSMIC(00981)、新興電気自動車メーカーの理想汽車(02015)も高い。 |
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