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指数: 15分ディレイ
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21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに大幅反発。前場終値は前日比2.93%高の23238.42ポイントだった。中国企業指数は2.91%高の8564.39ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で2093億8000万HKドルと大商い。
ハンセン指数は始値で心理的節目の23000ポイントを回復し、じりじりと上げ幅を広げた。前日大引け後にアリババ集団(09988)が発表した2024年10−12月期決算が市場予想を上回ったことで、人工知能(AI)関連銘柄が大きく上昇した。トランプ米大統領が現地時間19日夜(香港時間20日午前)、中国との間で新たな貿易のディール(取引)で合意を取りまとめることは「可能」と発言したと伝わり、買い安心感を支えたもよう。 個別では、アリババ集団、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)、パソコン大手のレノボグループ(00992)がそろって12%超上昇した。半導体ファウンドリーのSMIC(00981)、製薬の翰森製薬(03692)、取引所運営の香港証券取引所(00388)は反発。新エネルギー車大手のBYD(01211)と理想汽車(02015)も高い。一方、即席麺大手の康師傅控股(00322)、香港不動産デベロッパーの恒基兆業地産(00012)、カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)と銀河娯楽(00027)が売られた。 |
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ハンセン指数
引値:23238.42ポイント 前日比:661.44ポイント 騰落率:2.93% 中国企業指数 引値:8564.39ポイント 前日比:241.83ポイント 騰落率:2.91% レッドチップ指数 引値:3847.90ポイント 前日比:44.65ポイント 騰落率:1.17% |
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21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.77%高の3376.72ポイントだった。深セン成分指数は1.62%高の10969.76ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆3494億9100万元だった。
上海総合指数は序盤にマイナス圏に沈む場面もあったが、再びプラス圏に浮上すると、徐々に上げ幅を拡大した。指数は年初来高値圏で推移しているとあって、利益確定の売りが引き続き相場の重しとなる半面、当局による政策支援で恩恵が期待できそうなセクターを中心に買いが広がった。セクター別では、電源設備や通信サービス、半導体などが買われる半面、銀行が全面安。小売りや貴金属も売られた。 上海B株指数は0.79%安の262.94ポイント、深センB株指数は0.15%安の1222.21ポイントだった。 |
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