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20日のNY株式相場は反落。弱い見通しを発表したウォルマートが大幅安となったほか、週間新規失業保険申請件数や1月景気先行指数などの経済指標が悪化したこともセンチメントの悪化につながった。
ダウ平均は下落してスタートすると、一時677米ドル安まで下落幅を広げ、450.94米ドル安(-1.01%)と3日ぶりに反落して終了。前日まで2日連続で取引時間中と終値の史上最高値を更新したS&P500も一時0.97%安まで下落し、0.43%安で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は一時1.42%安まで下落後、0.47%安で終了し、6営業日ぶりの反落となった。 ダウ平均採用銘柄はウォルマートが6.53%安となり、1銘柄でダウ平均を約42米ドル押し下げたほか、JPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスも3-4%安となり、2銘柄でダウ平均を235米ドル余り押し下げた。S&P500の11セクターはエネルギー、不動産、ヘルスケアなど4セクターが上昇し、金融、一般消費財、生活必需品、コミュニケーション、資本財など7セクターが下落した。 ウォルマートは2024年10−12月期決算が予想を上回ったものの、25年や26年の見通しが予想を下回ったことで、消費全般の悪化懸念が強まった。コストコやターゲットが2%超下落し、アマゾン・ドット・コムも1.65%下落した。 米経済指標では新規失業保険申請件数が21万9000件と予想の21万5000件を上回る悪化となり、1月景気先行指数は前月比-0.3%と変わらずの予想に反して悪化した。弱い経済指標を受けて米10年債利回りは前日の4.535%から4.507%に低下した。センチメントは悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の15.27ポイントから15.66ポイントに上昇した。 |
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20日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比8.09%高の135.97米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も1.84%高の89.65米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の20日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):135.97米ドル(+8.09%) ■百度(BIDU):89.65米ドル(+1.84%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):66.11米ドル(-0.85%) ■JDドットコム(JD):41.19米ドル(+5.10%) ■ウェイボー(WB):11.05米ドル(+5.24%) ■ネットイース(NTES):101.42米ドル(-2.64%) ■ハロー・グループ(MOMO):8.07米ドル(+4.94%) ■滴滴全球(DIDI):4.79米ドル(+0.84%) ■捜狐(SOHU):14.38米ドル(-2.44%) ■チーター・モバイル(CMCM):5.92米ドル(-6.77%) ■テンセント・ミュージック(TME):12.83米ドル(-2.06%) ■PDDホールディングス(PDD):124.41米ドル(-0.02%) |
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香港証券取引所が20日に発表した統計によると、中国本土から香港株に投資する「港股通」(サウスバウンド・トレーディング)は、成約ベースで63億4200万HKドルの売り越しだった。うち上海経由は2億1100万HKドルの売り越し、深セン経由は61億3100万HKドルの売り越しだった。
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