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19日のNY株式相場は続伸。トランプ米大統領の関税政策や利下げに慎重な米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が重しとなったものの、マイクロソフト(+1.25%)が初の量子コンピューター用半導体を発表したことや、米10年債利回りが低下したことが追い風となった。
ダウ平均は軟調にスタート後、中盤に243米ドル安まで下落したものの、71.25米ドル高(+0.16%)と小幅に2日続伸して終了。S&P500も朝方に0.30%安まで下落後、0.29%高まで上昇し、0.24%高で終了。前日に続いて取引時間中と終値の史上最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.07%高で終了し、小幅ながら5営業日続伸した。 S&P500の11セクターはヘルスケア(+1.26%)を筆頭に、生活必需品、エネルギー、公益、不動産、ITなど8セクタが上昇し、素材、金融の2セクターが下落。コミュニケーションが変わらずとなった。米10年債利回りは前日の4.544%から4.534%に低下し、投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の15.35ポイントから15.27ポイントに低下した。 予想を上回る決算を発表したアナログ・デバイセズが9.74%高となり、半導体株が軒並み上昇したことも相場を押し上げた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1.18%高と5営業日続伸した。 関税を巡っては、トランプ米大統領が自動車や半導体、医薬品に対して25%の輸入関税を課す方針を示したが、対象国を明確にしなかったほか、発動は早ければ4月2日になるとした。 FOMC議事要旨では追加利下げのためには更なる物価の落ち着きが必要だとし、利下げに慎重な姿勢を示したが、債務上限問題に触れ、解決までバランスシート縮小の一時停止や減速の可能性が示されたことが米債利回りの低下につながった。 |
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19日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.87%安の125.79米ドルと反落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は2.36%安の88.03米ドルと続落した。主な中国関連ネット・IT株の19日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):125.79米ドル(-0.87%) ■百度(BIDU):88.03米ドル(-2.36%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):66.68米ドル(-0.73%) ■JDドットコム(JD):39.19米ドル(+0.72%) ■ウェイボー(WB):10.50米ドル(-3.05%) ■ネットイース(NTES):104.17米ドル(-0.44%) ■ハロー・グループ(MOMO):7.69米ドル(-1.66%) ■滴滴全球(DIDI):4.75米ドル(-5.19%) ■捜狐(SOHU):14.74米ドル(+8.86%) ■チーター・モバイル(CMCM):6.35米ドル(+13.39%) ■テンセント・ミュージック(TME):13.10米ドル(-3.75%) ■PDDホールディングス(PDD):124.43米ドル(-3.14%) |
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■2月20日(木)
【3Q決算】レノボグループ(00992) 【3Q決算】アリババ集団(09988) 【期末決算】東亜銀行(00023) 【期末決算】マニュライフ(00945) 【期末決算】汽車之家(02518) 【期末決算】パークソン(03368) 【期末決算】ヤンコール・オーストラリア(03668) 【期末決算】香港電訊SS(06823) 【期末決算】ビリビリ(09626) 【期末決算】網易雲音楽(09899) 【期末決算】ネットイース(09999) 【中間決算】JBBビルダーズ(01903) 【権利落日】華夏米国国債20年超ETF(03146)(中間配当) 【権利落日】華夏米国国債20年超ETF(09146)(中間配当) |
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