マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
週明け17日前場の香港市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前営業日比0.18%高の22661.90ポイントだった。中国企業指数は0.06%高の8336.27ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で2528億3000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に高く推移したが、心理的節目の23000ポイントに近い水準では短期的な過熱感が意識され、前引けにかけて前週末終値を挟んだもみ合いとなった。利益確定売りが出た半面、人工知能(AI)関連銘柄を物色する動きが続き、売買代金が膨らんだ。中国の習近平国家主席が午前に開かれた民営企業座談会に出席したと国営新華社が伝え、投資家心理を支えたもよう。 個別では、テンセント(00700)が買われて相場の上昇を主導。同社の対話アプリ「微信」が中国発の大規模言語モデル「DeepSeek(ディープシーク)」を使った検索サービスの試験提供を始めたと伝わった。通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)、即席麺大手の康師傅控股(00322)は大幅に続伸。製薬の中国生物製薬(01177)と翰森製薬(03692)、半導体ファウンドリーのSMIC(00981)、電力大手の華潤電力控股(00836)も高い。半面、前週末に大幅高だった百度(09888)、BYDエレクトロニック(00285)、京東健康(06618)が売られた。 |
|
||
ハンセン指数
引値:22661.90ポイント 前日比:41.57ポイント 騰落率:0.18% 中国企業指数 引値:8336.27ポイント 前日比:4.87ポイント 騰落率:0.06% レッドチップ指数 引値:3797.26ポイント 前日比:28.44ポイント 騰落率:0.75% |
|
||
週明け17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅続伸。前場終値は前営業日比0.06%高の3348.85ポイントだった。深セン成分指数は0.41%高の10794.03ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆2769億5900万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しく、前週末終値を挟んだ一進一退の展開。中国人民銀行(中央銀行)が発表した1月の金融統計で融資増加額と社会融資総量が市場予想を上回ったことが好感されたほか、人工知能(AI)の応用が加速するとの期待が引き続き地合いを支えた。半面、指数が年初来高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが重荷となった。 セクター別では、教育が全面高。医療サービス、不動産サービス、造船なども高い。半面、貴金属が全面安となったほか、バッテリー素材、航空・空港運営、銀行などが売られた。 上海B株指数は0.43%安の265.98ポイント、深センB株指数は0.01%高の1224.48ポイント。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
17:35 |
[企業] 決算寸評:杭州老板電器、24年12月本決算は増収減益![]() |
17:33 |
[企業] 決算寸評:杭州海康威視数字技術、24年12月本決算は増収減益![]() |
17:02 |
[業界] 香港市場の自社株買い、44銘柄で総額250億円(6月5日)![]() |
16:58 | [企業] 決算寸評:上海医薬集団、24年12月本決算は増収増益 |
15:49 | [業界] メディア・コンテンツセクターの業績市場予想一覧(6月5日) |
レポート |