マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
10日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み高。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比7.55%高の111.32米ドルと3日続伸。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は5.07%高の93.85米ドルと3日続伸した。主な中国関連ネット・IT株の10日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):111.32米ドル(+7.55%) ■百度(BIDU):93.85米ドル(+5.07%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):68.39米ドル(-1.20%) ■JDドットコム(JD):42.17米ドル(+4.98%) ■ウェイボー(WB):10.91米ドル(+1.39%) ■ネットイース(NTES):104.93米ドル(+0.73%) ■ハロー・グループ(MOMO):7.60米ドル(+2.43%) ■滴滴全球(DIDI):4.80米ドル(+0.21%) ■捜狐(SOHU):14.19米ドル(+6.98%) ■チーター・モバイル(CMCM):5.93米ドル(+17.19%) ■テンセント・ミュージック(TME):12.47米ドル(-0.56%) ■PDDホールディングス(PDD):116.34米ドル(+1.81%) |
|
||
10日のNY株式相場は反発。トランプ米大統領が鉄鋼やアルミなどの輸入品に25%の関税を課すとしたものの、過度な警戒感は強まらなかった。ディープシーク・ショックで下落したエヌビディアなどの半導体株も軒並み大幅高となった。ダウ平均は一時318米ドル高まで上昇し、167.01米ドル高(+0.38%)で終了。大幅増収決算を発表したマクドナルドが4.80%上昇し、1銘柄でダウ平均を87米ドル近く押し上げた。S&P500とナスダック総合は終日プラス圏で推移し、それぞれ0.67%高、0.98%高で終了。主要3指数がそろって反発した。S&P500の11セクターはエネルギー(+2.16%)を筆頭に、IT、公益、資本財、生活必需品など9セクターが上昇し、金融、ヘルスケアの2セクターが下落。半導体株はブロードコムが4.52%高、インテルが3.51%高となり、エヌビディア、アドバンスト・マイクロ・デバイセズも3%近く上昇した。鉄鋼株はニューコアが5.58%高、USスチールが4.79%高となり、アルミ株はアルコアが2.21%高となった。
関税問題が懸念されたものの、センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の16.54ポイントから15.81ポイントに低下した。今週は、利下げ見通しを巡り水曜日に発表される米1月消費者物価指数(CPI)や木曜日発表の米2月生産者物価指数(PPI)、新規失業保険申請件数などの経済指標に注目が集まるほか、火曜日と水曜日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言も予定され、金融政策を巡るFRB議長発言にも要注目となる。 |
|
||
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
05/30 |
[政策] 外交部記者会見:米中の輸出規制措置の違いについて![]() |
05/30 |
[政策] 外交部記者会見:米中貿易交渉の「やや停滞」発言について![]() |
05/30 |
[業界] 外交部記者会見:日本水産品の安全問題について![]() |
05/30 | [業界] 香港市場の自社株買い、42銘柄で総額388億円(5月30日) |
05/30 | [企業] 決算寸評:海底撈国際、24年12月本決算は増収増益 |
レポート |