ハンセン総合指数のサブインデックスである12の業種別指数のうち、6日は上昇が12業種、下落がゼロ業種、変わらずがゼロ業種だった。（　）内は前日比騰落率。

　1　医療・ヘルスケア：7,896.95（+3.79％)
　2　工業：1,009.83（+2.14％)
　3　情報技術：13,623.04（+1.97％)
　4　一般消費財：2,612.51（+1.68％)
　5　不動産・建設：1,391.34（+1.42％)
　6　コングロマリット：1,366.93（+1.34％)
　7　必需消費財：13,357.06（+1.15％)
　8　エネルギー：10,974.48（+1.05％)
　9　公共事業：5,088.07（+0.98％)
　10　素材：7,013.55（+0.9％)
　11　金融：3,654.80（+0.69％)
　12　通信：1,567.38（+0.37％)

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　6日の香港市場で、ハンセン指数は反発。終値は前日比1.43％高の20891.62ポイントだった。中国企業指数は1.64％高の7690.35ポイント。メインボードの売買代金は概算で1784億4000万HKドル。

　ハンセン指数は小高く寄り付いた。前場に一時マイナス圏に沈む場面があったが切り返し、後場に上げ幅を拡大。終値ベースで昨年11月7日以来およそ3カ月ぶりの高値を更新した。5日のNY市場で主要3株価指数がそろって続伸した流れを引き継ぎ、米長期金利の低下を受けた買いが幅広いセクターで優勢だった。10日にインテリジェント化戦略発表会を開くと伝わった中国新エネルギー車大手のBYD（01211）が大きく買われ、相場を押し上げた。

　ハンセン指数構成銘柄では、BYDが11.51％高、子会社のBYDエレクトロニック（00285）が19.58％高と急伸。光学部品の舜宇光学科技（02382）、半導体ファウンドリーのSMIC（00981）、医薬品ネット通販の京東健康（06618）も高い。自動車メーカーの吉利汽車（00175）と理想汽車（02015）は大幅に反発した。一方、豚肉大手の万洲国際（00288）、中国検索サービス大手の百度（09888）、カジノ株の銀河娯楽（00027）は下落した。

　ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.62％高の5059.38ポイントと反発した。オンライン読書サービスの閲文集団（00772）、半導体ファウンドリーの華虹半導体（01347）の大幅上昇が目立つ。半面、企業向けクラウドの金蝶国際ソフト（00268）が反落した。