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指数: 15分ディレイ
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週明け27日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。終値は前営業日比0.06%安の3250.60ポイントだった。深セン成分指数は1.33%安の10156.07ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆1178億7300万元だった。
上海総合指数はほぼ終日プラス圏で推移したが、大引け間際にマイナス圏に沈んだ。中国政府による景気対策や市場支援策への期待は強いものの、中国ではあすから春節(旧正月)の大型連休が始まるとあって、持ち高調整の売りが相場の重しとなった。一方、2024年12月本決算の業績見通しなどを材料に個別物色する動きが活発だった。寄り付きと同時に発表された1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.1となり、市場予想(50.1)を下回った。セクター別では、証券が全面安となったほか、電機や通信設備も売られた。半面、銀行が全面高。ガスや石炭も買われた。 A株市場では、中興通訊(000063)や紫光(000938)、富士康工業互聯網(601138)などが大きく下げたほか、海能達通信(002583)や永輝超市(601933)も売られた。半面、寧夏宝豊能源集団(600989)が大幅高となったほか、大秦鉄路(601006)や河南双匯投資発展(000895)も高かった。 上海B株指数は0.21%安の264.93ポイント、深センB株指数は0.23%高の1201.35ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3250.60ポイント 前日比:-2.03ポイント 騰落率:-0.06% 上海B株指数 引値:264.93ポイント 前日比:-0.55ポイント 騰落率:-0.21% 深セン成分指数 引値:10156.07ポイント 前日比:-136.66ポイント 騰落率:-1.33% 深センB株指数 引値:1201.35ポイント 前日比:2.76ポイント 騰落率:0.23% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3817.08ポイント 前日比:-15.78ポイント 騰落率:-0.41% |
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週明け27日前場の香港市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前営業日比0.97%高の20259.97ポイントだった。中国企業指数は1.27%高の7404.83ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で809億3000万HKドル。
ハンセン指数は高く始まり、一時は上げ幅が1%を超えた。人工知能(AI)やソフトウエアの関連銘柄が買いを集め、相場を押し上げた。中国の新興企業ディープシークが先週、米オープンAIやメタ・プラットフォームズに匹敵する大規模言語モデルを低コストで訓練したと発表。中国製AIへの注目が高まった。一方、中国国家統計局が寄り付き後に発表した2025年1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は4カ月ぶりに景況感の分かれ目となる50を割り込み、市場予想を下回ったが、相場への影響は限られた。 個別では、独自AI技術を持つ百度(09888)が4%超上昇。中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)、カジノ運営の銀河娯楽(00027)、新興電気自動車メーカーの理想汽車(02015)は大幅に続伸した。不動産株の華潤万象生活(01209)、恒隆地産(00101)、龍湖集団(00960)の上昇も目立つ。半面、前週末に高かったSMIC(00981)、舜宇光学科技(02382)が売られた。 |
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