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指数: 15分ディレイ
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21日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら4営業日ぶりに反落。終値は前日比0.05%安の3242.62ポイントだった。深セン成分指数は0.48%高の10305.69ポイントと4営業日続伸。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆2052億3700万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んで一進一退の展開。20日に発足したトランプ米政権による関税導入などの対中国政策を見極めたいとの気分が強く、相場全体の方向感を欠いた。中国当局が打ち出す景気刺激策への期待が相場を下支えしたものの、利益確定売りが重荷となった。セクター別では、教育や太陽光発電設備、鉄鋼、繊維・アパレルが売られた半面、半導体、電機、ゲーム、コンシューマーエレクトロニクスが買われた。 A株市場では、太陽光発電関連の隆基緑能科技(601012)、晶澳太陽能科技(002459)、TCL中環新能源科技(002129)、エネルギー株のシノペック(600028)、ペトロチャイナ(601857)、中国神華能源(601088)が売られた。鉄鋼大手の宝山鋼鉄(600019)、デパート運営の王府井集団(600859)も安い。一方、音響機器・電子部品メーカーの歌爾(002241)、不動産開発の万科企業(000002)、通信機器メーカーの中興通訊(000063)が高い。油圧シリンダーメーカーの江蘇恒立液圧(601100)、自動車部品メーカーの寧波均勝電子(600699)も上昇した。 上海B株指数は0.11%高の261.92ポイントと続伸。深センB株指数は0.02%安の1190.37ポイントと3営業日続落した。 |
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上海総合指数
引値:3242.62ポイント 前日比:-1.76ポイント 騰落率:-0.05% 上海B株指数 引値:261.92ポイント 前日比:0.29ポイント 騰落率:0.11% 深セン成分指数 引値:10305.69ポイント 前日比:49.29ポイント 騰落率:0.48% 深センB株指数 引値:1190.37ポイント 前日比:-0.23ポイント 騰落率:-0.02% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3832.61ポイント 前日比:2.93ポイント 騰落率:0.08% |
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21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日続伸。前場終値は前日比1.12%高の20149.36ポイントだった。中国企業指数は1.32%高の7331.03ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で871億HKドル。
ハンセン指数は寄り付きで心理的節目の20000ポイントに乗せたが、米国で第47代大統領に就任したトランプ氏が2月1日からメキシコとカナダに25%の関税を検討していると伝わると、上げ幅を縮小し、節目を割る場面もあった。ただ、中国については言及がなかったことから、再び節目を回復し、上げ幅を拡大した。 個別では、美団(03690)が買われて指数を押し上げたほか、中升集団(00881)やSMIC(00981)の上昇も目立った。万科企業(02202)が12%超上げたほか、9カ月超ぶりに取引を再開した碧桂園(02007)は23%超上昇した。半面、薬明生物技術(02269)やチャイナ・ユニコム(00762)が売られた。 |
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