16日の中国本土株式市場で上海総合指数は反発して始まった。15日発表の米12月消費者物価指数（CPI）でコア指数が市場予想を下回ったことで、米国の利下げ期待が高まり、前日のNY市場が大幅上昇した流れを引き継いだ。

　指数は日本時間午前10時35分現在、前日比0.71％高の3250.18ポイントで推移している。セクター別では、採掘や石炭、不動産サービスが全面高となるなど、幅広いセクターで買いが優勢となっている。

　16日の香港市場で、ハンセン指数は前日の米株高の流れを引き継ぎ続伸して始まった。15日発表の米12月消費者物価指数（CPI）でコア指数が市場予想を下回ったことで、米連邦準備理事会（FRB）の利下げ期待が再び高まった。

　指数は日本時間午前10時32分現在、前日比1.18％高の19514.02ポイントで推移。個別では、オンラインゲームのネットイース（09999）、ショート動画プラットフォームの快手科技（01024）、半導体ファウンドリーのSMIC（00981）が高い。金鉱大手の紫金鉱業集団（02899）は反発している。一方、通信キャリアのチャイナ・ユニコム（00762）が逆行安。

上海総合指数
　始値：3239.03ポイント
　前日比：11.91ポイント
　騰落率：0.37％

上海B株指数
　始値：261.40ポイント
　前日比：0.23ポイント
　騰落率：0.09％

深セン成分指数
　始値：10110.41ポイント
　前日比：50.28ポイント
　騰落率：0.5％

深センB株指数
　始値：1192.21ポイント
　前日比：0.15ポイント
　騰落率：0.01％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3812.19ポイント
　前日比：16.16ポイント
　騰落率：0.43％