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10日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比1.33%安の3168.52ポイントだった。深セン成分指数は1.80%安の9795.94ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆1482億7400万元だった。
上海総合指数はほぼマイナス圏で軟調に推移し、徐々に下げ幅を拡大すると、終値で心理的節目の3200ポイントを割り、昨年9月27日以来、約3カ月半ぶり安値を付けた。前日は米国が休場とあって手がかり材料に乏しい上、きょう夜に米雇用統計、来週前半には中国の貿易統計や国内総生産(GDP)など主要経済指標の発表が控えており、様子見ムードが相場の重しとなった。セクター別では、通信サービスや教育が全面安となったほか、文化・メディアや小売りも売られた。半面、鉄道・道路や自動車部品の一角が買われた。 A株市場では、筆頭株主が一部保有株の売却を計画していると明らかにした曙光信息産業(603019)が大きく下げたほか、永輝超市(601933)や海能達通信(002583)、晶澳太陽能科技(002459)も大幅安となった。半面、浙江三花智能控制(002050)や紫金鉱業集団(601899)が買われた。 上海B株指数は0.94%安の256.25ポイント、深センB株指数は0.82%安の1179.15ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3168.52ポイント 前日比:-42.87ポイント 騰落率:-1.33% 上海B株指数 引値:256.25ポイント 前日比:-2.44ポイント 騰落率:-0.94% 深セン成分指数 引値:9795.94ポイント 前日比:-180.06ポイント 騰落率:-1.8% 深センB株指数 引値:1179.15ポイント 前日比:-9.69ポイント 騰落率:-0.82% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3732.48ポイント 前日比:-47.40ポイント 騰落率:-1.25% |
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10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅ながら5日続落。前場終値は前日比0.44%安の19155.66ポイントだった。中国企業指数は0.53%安の6942.32ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で781億7000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた後に前日終値を挟んだ一進一退の展開。前日まで4日続落し、終値ベースで昨年11月26日以来およそ1カ月半ぶりの安値を連日で更新した後とあって、値ごろ感が強まった銘柄を買い戻す動きが先行したものの、勢いは続かなかった。中国景気の先行きや、中国と米国の対立激化への懸念が引き続き重荷となり、前場半ば以降はマイナス圏でもみ合った。米雇用統計や、来週の中国の主要経済指標などの発表を前に、様子見気分も相場を重くした。 セクター別では、スポーツ用品の李寧(02331)、自動動車販売の中升集団(00881)が大幅に続落。PC世界大手のレノボグループ(00992)が反落した。保険大手の中国人寿保険(02628)、中国平安保険(02318)、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)なども下げが目立った。半面、半導体受託製造のSMIC(00981)が大幅に続伸したほか、産金大手の紫金鉱業集団(02899)、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)、オンラインゲーム大手のネットイース(09999)などが買われた。 |
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