25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.31％安の3383.01ポイントだった。深セン成分指数は0.82％安の10584.39ポイントと。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8615億1400万元だった。

　上海総合指数は高く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。序盤には心理的節目の3400ポイントに乗せる場面もあったが、勢いは続かなかった。節目付近の売り圧力が意識されると、半ば以降はマイナス圏でもみ合った。中国人民銀行（中央銀行）がこの日に中期貸出制度（MLF）を通じて3000億元を供給したものの、『証券時報』によると今月16日に償還期限を迎えたMLF資金は1兆4500億元だった。12月のMLF操作は差し引き1兆1500億元の吸収超過になったことも嫌気されたもよう。

　セクター別では、自動車サービスが全面安となったほか、教育、セメント・建材、インターネットサービスなどが安い。半面、石炭、銀行が買われた。

　上海B株指数は0.06％安の264.61ポイント、深センB株指数は0.82％安の10584.39ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3383.01ポイント
　前日比：-10.52ポイント
　騰落率：-0.31％

上海B株指数
　引値：264.61ポイント
　前日比：-0.16ポイント
　騰落率：-0.06％

深セン成分指数
　引値：10584.39ポイント
　前日比：-87.04ポイント
　騰落率：-0.82％

深センB株指数
　引値：1210.57ポイント
　前日比：-6.96ポイント
　騰落率：-0.57％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3979.51ポイント
　前日比：-4.18ポイント
　騰落率：-0.1％

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