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指数: 15分ディレイ
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23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.70%高の19857.98ポイントだった。中国企業指数は0.73%高の7195.91ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で679億9000万HKドル。
ハンセン指数は前週末に米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、高く始まった。20日発表の米11月個人消費支出(PCE)価格指数が市場予想を下回り、グールズビー米シカゴ連銀総裁が2025年に利下げが継続する可能性があると発言したことで、米連邦準備理事会(FRB)の来年の利下げペースが鈍化するとの懸念が和らいだ。もっとも、ハンセン指数は10日移動平均線(前引け時点で19952.63ポイント)に近い水準では上値が重かった。 個別では、中国本土系金融株の中国建設銀行(00939)、中国工商銀行(01398)、中国平安保険(02318)が買われ、相場を支えた。中国検索大手の百度(09888)は4%近く反発。医薬品ネット通販の京東健康(06618)、香港公益株の長江インフラ(01038)、都市ガスの新奥能源(02688)は続伸した。半面、大型ネット株の美団(03690)とテンセント(00700)が反落して重荷となった。光学部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、豚肉大手の万洲国際(00288)も売られた。 |
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ハンセン指数
引値:19857.98ポイント 前日比:137.28ポイント 騰落率:0.70% 中国企業指数 引値:7195.91ポイント 前日比:52.03ポイント 騰落率:0.73% レッドチップ指数 引値:3718.45ポイント 前日比:45.31ポイント 騰落率:1.23% |
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週明け23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.21%高の3374.99ポイントだった。深セン成分指数は0.25%安の10619.52ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9897億5700万元だった。
上海総合指数は序盤にマイナス圏に沈む場面もあったが、再びプラス圏に浮上して前場の取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する米11月個人消費支出(PCE)価格指数が予想を下回り、グールズビー米シカゴ連銀総裁が2025年に利下げが継続する可能性があると発言したことで、来年の利下げペースが鈍化するとの懸念が後退し、本土市場でも買いが広がった。ただ、中国景気の先行き不安は強く、相場の重しとなった。セクター別では、銀行と保険が全面高となったほか、航空・空港運営も買われた。半面、教育が全面安。ゲームや文化・メディアも売られた。 上海B株指数は0.84%安の265.07ポイント、深センB株指数は0.19%安の1218.52ポイントだった。 |
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