ハンセン指数
　始値：19697.06ポイント
　前日比：-55.45ポイント
　騰落率：-0.28％

中国企業指数
　始値：7134.41ポイント
　前日比：-17.72ポイント
　騰落率：-0.25％

レッドチップ指数
　始値：3688.00ポイント
　前日比：-0.76ポイント
　騰落率：-0.02％

■順豊控股（06936/002352）：2024年11月の宅配事業売上高は前年同月比2.5％増の188億200万元だった。配送量は同8.7％増の12億7700万件、1件当たり単価は5.8％安い14.72元だった。

■タウンガス（01083）：19日大引け後、親会社のホンコン・チャイナガス（00003）の全額出資子会社から常州港能投智慧能源の株式55％を5700万元で取得することで合意したと発表した。

■中興通訊（00763/000063）：17日から19日までに深セン上場のA株が急上昇した。3営業日で終値が対応分類指数の変動率との差し引きで累計20％超上昇した。

　20日の香港市場は続落か。米長期金利が上昇し、人民元安が進行するなか、香港を含む新興市場からの資金流出が警戒されるだろう。米連邦準備理事会（FRB）が2025年の利下げペースを鈍化させる姿勢を示し、19日の外国為替市場では幅広い通貨に対して米ドルが買われた。20日朝方のオフショア人民元（CNH）は1米ドル＝7.31元付近で推移している。中国指導部は前週、金融政策を「適度に緩和的」へ転換すると表明したが、人民元相場の下落が足かせとなって利下げをしにくくなりかねない。

　米長期金利の上昇も地合いを悪化させそうだ。19日のNY債券市場で長期金利の指標となる米10年物国債利回りは一時4.59％と5月下旬以来およそ7カ月ぶりの高水準を付けた。トランプ次期米大統領は19日の米NBCのインタビューで、米連邦政府の債務上限の撤廃を支持する考えを示した。政府債務が野放図に拡大するとの懸念が強まれば、米長期金利に一段の上昇圧力がかかる。

　19日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が小幅ながら11営業日ぶりに反発した半面、S&P500とナスダック総合はともに3日続落した。同日の香港株の米国預託証券（ADR）はネット株のアリババ集団（09988）、テンセント（00700）、美団（03690）、JDドットコム（09618）が香港終値を下回った半面、英金融大手のHSBC（00005）が上回って終えた。