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指数: 15分ディレイ
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週明け16日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前営業日比0.16%安の3386.33ポイントだった。深セン成分指数は1.3%安の10573.92ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆6998億100万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、中盤まで前営業日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、終盤はマイナス圏でもみ合った。中国の景気懸念が重荷となった。前週末に発表された中国の11月の金融統計が市場予想より弱い内容となったことに加え、この日の午前中に発表された11月の小売売上高が前年同月比3.0%増にとどまり、市場予想(4.6%増)を大きく下回った。 セクター別では、半導体、ゲーム、コンシューマーエレクトロニクス、コンピューター設備などが安い。半面、教育が全面高。商業・百貨店、石油、鉄道・道路などが買われた。 A株市場では、ゲーム関連の完美世界(002624)、三七互娯網絡科技集団(002555)、航空会社の中国国際航空(601111)、春秋航空(601021)、中国東方航空(600115)が大幅安。ソフトウエアの広聯達科技(002410)、建材メーカーの安徽コンチセメント(600585)、酒造の瀘州老窖(000568)、不動産デベロッパーの保利発展控股集団(600048)なども下げが目立った。半面、特定用途無線大手の海能達通信(002583)と教育関連の中公教育科技(002607)がストップ高となったほか、小売り大手の永輝超市(601933)、王府井集団(600859)、電力会社の国投電力控股(600886)、通信設備メーカーの中興通訊(000063)などが買いを集めた。 上海B株指数は0.95%安の277.20ポイント、深センB株指数は0.69%安の1232.85ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3386.33ポイント 前日比:-5.55ポイント 騰落率:-0.16% 上海B株指数 引値:277.20ポイント 前日比:-2.65ポイント 騰落率:-0.95% 深セン成分指数 引値:10573.92ポイント 前日比:-139.15ポイント 騰落率:-1.3% 深センB株指数 引値:1232.85ポイント 前日比:-8.57ポイント 騰落率:-0.69% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3911.84ポイント 前日比:-21.34ポイント 騰落率:-0.54% |
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週明け16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比0.57%安の19856.91ポイントだった。中国企業指数は0.37%安の7159.84ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で642億7000万HKドル。
ハンセン指数は小動きで始まり、序盤に下げ幅を拡大。中国人民銀行(中央銀行)が前週末に発表した11月の金融統計が市場予想より弱い内容となり、中国景気の不透明感が改めて意識された。半面、中国本土市場で銀行株やエネルギー株、電力株が上昇し、香港市場に重複上場する銘柄が買われて一定の下支えとなった。きょう午前に中国国家統計局が発表した同月の主要経済指標はまちまち。小売売上高の前年同月比伸び率が市場予想を下回った半面、鉱工業生産は小幅ながら上振れした。 個別では、大型ネット株のアリババ集団(09988)と美団(03690)が売られ、相場の重荷となった。不動産開発の龍湖集団(00960)と中国海外発展(00688)、乳業大手の中国蒙牛乳業(02319)、製薬の中国生物製薬(01177)と石薬集団(01093)、宝飾品販売の周大福珠宝(01929)が続落した。半面、中国4大国有銀行の中国工商銀行(01398)、中国建設銀行(00939)、中国銀行(03988)がそろって上昇。前週末安かった通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)とチャイナ・モバイル(00941)、発電大手の華潤電力控股(00836)、石油大手のCNOOC(00883)とペトロチャイナ(00857)は買い直された。 |
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