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指数: 15分ディレイ
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週明け16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比0.57%安の19856.91ポイントだった。中国企業指数は0.37%安の7159.84ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で642億7000万HKドル。
ハンセン指数は小動きで始まり、序盤に下げ幅を拡大。中国人民銀行(中央銀行)が前週末に発表した11月の金融統計が市場予想より弱い内容となり、中国景気の不透明感が改めて意識された。半面、中国本土市場で銀行株やエネルギー株、電力株が上昇し、香港市場に重複上場する銘柄が買われて一定の下支えとなった。きょう午前に中国国家統計局が発表した同月の主要経済指標はまちまち。小売売上高の前年同月比伸び率が市場予想を下回った半面、鉱工業生産は小幅ながら上振れした。 個別では、大型ネット株のアリババ集団(09988)と美団(03690)が売られ、相場の重荷となった。不動産開発の龍湖集団(00960)と中国海外発展(00688)、乳業大手の中国蒙牛乳業(02319)、製薬の中国生物製薬(01177)と石薬集団(01093)、宝飾品販売の周大福珠宝(01929)が続落した。半面、中国4大国有銀行の中国工商銀行(01398)、中国建設銀行(00939)、中国銀行(03988)がそろって上昇。前週末安かった通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)とチャイナ・モバイル(00941)、発電大手の華潤電力控股(00836)、石油大手のCNOOC(00883)とペトロチャイナ(00857)は買い直された。 |
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ハンセン指数
引値:19856.91ポイント 前日比:-114.33ポイント 騰落率:-0.57% 中国企業指数 引値:7159.84ポイント 前日比:-26.75ポイント 騰落率:-0.37% レッドチップ指数 引値:3709.10ポイント 前日比:14.64ポイント 騰落率:0.40% |
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週明け16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.10%高の3395.11ポイントだった。深セン成分指数は0.95%安の10611.32ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆683億9100万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しかった。小安く寄り付いた後、前営業日終値を挟んだ一進一退の展開。前週末に発表された中国の11月の金融統計が市場予想より弱い内容となったことに加え、きょう午前中に発表された11月の小売売上高が前年同月比3.0%増と市場予想(4.6%増)を大きく下回ったことを受け、中国の景気懸念が重荷となった。半面、経済の先行き不安が意識されるなかで当局による金融緩和や財政出動への期待が高まり、下値を支えた。 セクター別では、教育と石油が全面高。商業・百貨店、観光・ホテルなども買われた。半面、貴金属が全面安となったほか、ゲーム、半導体、バッテリーなどが下げた。 上海B株指数は0.04%高の279.95ポイント、深センB株指数は0.39%安の1236.62ポイント。 |
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