週明け16日の香港市場でハンセン指数は小動きで始まった。中国と米国の重要イベントを前に様子見ムードが強い。中国国家統計局は午前に11月の主要経済統計を発表する。米連邦準備理事会（FRB）は17−18日に米連邦公開市場委員会（FOMC）を開く。

　指数は日本時間午前10時45分現在、前営業日比0.08％安の19955.51ポイントで推移している。個別では、テック株のレノボグループ（00992）とBYDエレクトロニック（00285）、都市ガスの新奥能源（02688）、カジノ株のサンズ・チャイナ（01928）が高い。半面、保険株のAIAグループ（01299）が続落。香港地場株のハンセン銀行（00011）、新鴻基地産（00016）、長江和記実業（00001）も売られている。

　週明け16日の中国本土株式市場で上海総合指数が小安く寄り付いた後、前日終値を付近でもみ合う展開。11月の小売売上高など中国の主要経済指標の発表を日本時間の午前11時に控え、様子見気分が漂っている。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.88％安の3431.00ポイントで推移。セクター別では、教育と医薬品販売が全面高。商業・百貨店、観光・ホテル、公共事業なども買われている。半面、ゲーム、投資・金融関連、通信サービス、文化・メディアなどが下げている。

上海総合指数
　始値：3390.08ポイント
　前日比：-1.80ポイント
　騰落率：-0.05％

上海B株指数
　始値：279.64ポイント
　前日比：-0.21ポイント
　騰落率：-0.08％

深セン成分指数
　始値：10705.52ポイント
　前日比：-7.55ポイント
　騰落率：-0.07％

深センB株指数
　始値：1241.88ポイント
　前日比：0.46ポイント
　騰落率：0.04％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3930.78ポイント
　前日比：-2.40ポイント
　騰落率：-0.06％