10日の中国本土株式市場で上海総合指数は反発して始まった。中国当局が利下げや預金準備率引き下げ、財政出動の拡大を実施するとの見方が広がり、ほぼ全面高の展開となっている。中国共産党中央政治局が前日の会議で2025年の経済政策を検討し、「より積極的な財政政策と適度に緩和的な金融政策を実施する必要がある」と指摘した。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前日比1.80％高の3463.89ポイントで推移している。セクター別では、保険、食品・飲料、証券、観光が全面高となっている。小売り、酒造、不動産も大幅に上昇している。

上海総合指数
　始値：3490.29ポイント
　前日比：87.76ポイント
　騰落率：2.58％

上海B株指数
　始値：283.92ポイント
　前日比：4.93ポイント
　騰落率：1.77％

深セン成分指数
　始値：11124.78ポイント
　前日比：393.12ポイント
　騰落率：3.66％

深センB株指数
　始値：1257.83ポイント
　前日比：23.04ポイント
　騰落率：1.87％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：4094.05ポイント
　前日比：127.48ポイント
　騰落率：3.21％

ハンセン指数
　始値：21070.05ポイント
　前日比：655.96ポイント
　騰落率：3.21％

中国企業指数
　始値：7615.07ポイント
　前日比：254.40ポイント
　騰落率：3.46％

レッドチップ指数
　始値：3859.89ポイント
　前日比：102.23ポイント
　騰落率：2.72％