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指数: 15分ディレイ
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6日のNY株式相場は高安まちまち。ユナイテッドヘルスの大幅安が重しとなりダウ平均が下落したものの、注目された米11月雇用統計を受けて12月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ見通しが強まったことでS&P500とナスダック総合が上昇した。
寄り前に発表された11月雇用統計は、非農業部門雇用者数が22万7000人増と市場予想の21万4000万人増を上回り、10月分も1万2000人増から3万6000人増に修正された。一方、失業率は4.2%と10月分の4.1%から悪化し、市場予想と一致した。強すぎず、弱すぎない雇用統計を受けてシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)フェドウォッチ・ツールの12月FOMCでの0.25%の利下げ確率は前日の71%から85%に上昇し、政策金利据え置き確率は15%に低下した。 ダウ平均は朝方に158米ドル高まで上昇したものの、123.19米ドル安(-0.28%)と2日続落して終了。ユナイテッドヘルスが5.07%安と大幅に続落し、1銘柄でダウ平均を180米ドル余り押し下げた。一方、S&P500とナスダック総合はそれぞれ0.25%高、0.81%高と反発。ともに取引時間中と終値の史上最高値の更新が続いた。 メガキャップは、エヌビディア(-1.81%)、アップル(-0.08%)が下落したものの、テスラ(+5.34%)、アマゾン(+2.94%)、メタ(+2.44%)が大幅高となった。S&P500の11セクターは一般消費財、コミュニケーション、ITなど4セクターが上昇し、エネルギー、公益、ヘルスケア、生活必需品など7セクターが下落した。 週間ではダウ平均が0.60%安と3週ぶりに反落した一方、S&P500が0.96%高と3週続伸し、ナスダック総合は3.34%高と大幅に3週続伸。業種別では一般消費財が5.85%高、コミュニケーションが4.11%高、ITが3.35%高となった一方、エネルギーの4.55%安を筆頭に、公益(-3.84%)、素材(-3.04%)、不動産(-2.66%)など8セクターが週間で下落した。 |
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6日の米株式市場、中国ネット・IT株は軒並み高
6日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み高。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比2.12%高の85.93米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は0.80%高の86.43米ドルと続伸した。主な中国関連ネット・IT株の6日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):85.93米ドル(+2.12%) ■百度(BIDU):86.43米ドル(+0.80%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):69.07米ドル(+2.77%) ■JDドットコム(JD):37.18米ドル(+2.11%) ■ウェイボー(WB):9.82米ドル(+2.29%) ■ネットイース(NTES):91.29米ドル(+1.03%) ■ハロー・グループ(MOMO):6.77米ドル(+2.27%) ■滴滴全球(DIDI):4.91米ドル(-2.19%) ■捜狐(SOHU):13.80米ドル(+1.55%) ■チーター・モバイル(CMCM):5.85米ドル(+4.09%) ■テンセント・ミュージック(TME):12.55米ドル(+2.62%) ■PDDホールディングス(PDD):99.89米ドル(+0.90%) |
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◇ 12月9日(月)
【統計】消費者物価指数(CPI) 11月 【統計】生産者物価指数(PPI) 11月 |
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