6日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸して始まった。来年の経済運営の基本方針を決める中央経済工作会議が来週開かれるとみられており、政策期待から買いが広がっているもよう。ただ、きょう夜に米雇用統計が発表されるほか、週明けには中国の物価統計の発表が予定されており、様子見ムードが相場の重しとなっている。

　指数は日本時間午前10時35分現在、前日比0.17％高の3374.51ポイントで推移している。セクター別では、教育が全面高となっているほか、不動産サービスや不動産開発、内装などが買われている。半面、電機や自動車サービス、自動車部品などが売られている。

　小売事業のデジタル化推進事業者、多点数智（02586）は6日、香港市場に新規上場した。初値は21.70HKドルとなり、公開価格を28.2％下回った。初値に基づく時価総額は192億4117万5700HKドルで、14年以降上場した1347銘柄のうち、初値時点の時価総額としては112位の規模に当たる。

上海総合指数
　始値：3370.94ポイント
　前日比：2.08ポイント
　騰落率：0.06％

上海B株指数
　始値：277.24ポイント
　前日比：0.08ポイント
　騰落率：0.03％

深セン成分指数
　始値：10642.89ポイント
　前日比：8.40ポイント
　騰落率：0.08％

深センB株指数
　始値：1221.40ポイント
　前日比：-1.75ポイント
　騰落率：-0.14％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3923.90ポイント
　前日比：2.31ポイント
　騰落率：0.06％