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27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.42%高の19239.85ポイントだった。中国企業指数は0.37%高の6876.90ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で609億6000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に前日終値を挟んでもみ合った後、上げ幅を広げた。前日の米株式市場で主要株価指数の上昇が続き、投資家心理が強気に傾いたもよう。決算などを手掛かりとする個別物色も指数を押し上げた。ただ、トランプ次期大統領が表明した輸入関税引き上げによる中国景気の低迷リスクが意識され、上値を買い上がる勢いは乏しかった。 個別では、生活アプリ運営の美団(03690)が続伸し、相場の上昇を主導。前日大引け後に2024年9月中間決算を発表した周大福珠宝(01929)が大幅高となった。スマートフォン部品の舜宇光学科技(02382)、電動工具の創科実業(00669)は反発。中国ネット通販大手のJDドットコム(09618)も買われた。半面、自動車メーカーの吉利汽車(00175)とBYD(01211)が安い。オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)は続落。朝方にユーロ建て転換社債の発行計画を明らかにした安踏体育用品(02020)も下落した。 |
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ハンセン指数
引値:19239.85ポイント 前日比:80.65ポイント 騰落率:0.42% 中国企業指数 引値:6876.90ポイント 前日比:25.34ポイント 騰落率:0.37% レッドチップ指数 引値:3542.60ポイント 前日比:7.86ポイント 騰落率:0.22% |
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27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.52%高の3276.58ポイントだった。深セン成分指数は0.96%高の10431.97ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8909億8000万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いたが、前場半ばにプラス圏へ浮上した。米中貿易対立の激化や、人民元安を受けた資金流出への懸念、中国経済の先行き不安が引き続き重しとなったものの、指数はおよそ1カ月半ぶりの安値圏で推移しているとあって、値ごろ感を意識した買いが入ったもよう。 セクター別では、通信サービス、航空・宇宙関連、教育、ソフトウエア開発などが高い。半面、石油、化学原料、採掘、建材・セメントなどが売られた。 上海B株指数は0.12%安の272.60ポイント、深センB株指数は0.33%安の1195.76ポイントだった。 |
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