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22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.31%安の19343.91ポイントだった。中国企業指数は1.41%安の6935.91ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で796億HKドル。
ハンセン指数は前日終値付近でもみ合った後、前引けにかけて下げ幅を急速に広げた。ウクライナを巡るロシアと米国の対立先鋭化が警戒されたもよう。ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナを新型の中距離弾道ミサイルで攻撃したと発表し、米国や英国から供与されたミサイルでロシア領内を攻撃したことへの対抗措置と位置づけた。同日に米財務省が、ロシア国営天然ガス企業ガスプロム系列の銀行ガスプロムバンクに対して新たな制裁を科したと発表し、ロシアに対する厳しい姿勢を打ち出した。 個別では、前日大引け後に2024年7−9月期決算を発表した百度(09888)が9%超下落。生保大手の中国人寿保険(02628)は大幅に続落した。医薬品ネット通販の阿里健康(00241)と京東健康(06618)、医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(02359)と薬明生物技術(02269)も安い。半面、スマートフォン関連の舜宇光学科技(02382)、BYDエレクトロニック(00285)、小米集団(01810)が買われた。 |
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ハンセン指数
引値:19343.91ポイント 前日比:-257.20ポイント 騰落率:-1.31% 中国企業指数 引値:6935.91ポイント 前日比:-98.98ポイント 騰落率:-1.41% レッドチップ指数 引値:3568.29ポイント 前日比:-57.27ポイント 騰落率:-1.58% |
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22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.99%安の3336.93ポイントだった。深セン成分指数は0.91%安の10720.93ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9490億7700万元だった。
上海総合指数は徐々に下げ幅を拡大した。ウクライナが米国や英国から供与されたミサイルでロシア領内を攻撃したことへの対抗措置として、ロシアが新型の中距離弾道ミサイルで攻撃したと発表したことを受け、地政学的リスクの高まりが嫌気された。また、週末を前に持ち高を調整する動きも強まった。セクター別では、保険が全面安となったほか、風力発電設備や化学肥料も売られた。半面、ゲームやインターネットサービス、ガスが買われた。 上海B株指数は0.48%安の278.51ポイント、深センB株指数は0.60%安の1246.20ポイントだった。 |
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