21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.10％安の3364.64ポイントだった。深セン成分指数は0.25％安の10800.04ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9921億1500万元だった。

　上海総合指数は総じてマイナス圏でもみ合った。プラス圏に浮上する場面もあったが、勢いが弱かった。中国政府が消費財買い替え促進と大規模設備更新の「両新」政策を増強するなど、追加の景気対策への期待を支えたものの、ウクライナとロシアを巡る地政学リスクや、米中関係のさらなる悪化といった懸念材料が重荷となった。

　セクター別では、保険が全面安となったほか、海運・港湾運営、投資・金融関連、バッテリー素材などが安い。半面、電源設備、自動車、自動車サービスなどが買われた。

　上海B株指数は0.36％安の279.51ポイント、深センB株指数は0.52％安の1249.53ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3364.64ポイント
　前日比：-3.35ポイント
　騰落率：-0.10％

上海B株指数
　引値：279.51ポイント
　前日比：-1.02ポイント
　騰落率：-0.36％

深セン成分指数
　引値：10800.04ポイント
　前日比：-27.15ポイント
　騰落率：-0.25％

深センB株指数
　引値：1249.53ポイント
　前日比：-6.53ポイント
　騰落率：-0.52％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3976.90ポイント
　前日比：-8.87ポイント
　騰落率：-0.22％

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