21日の香港市場は軟調か。ウクライナが米国製の長距離ミサイルをロシア国内に撃ち込んだ後、英国製の長距離ミサイル「ストームシャドー」を初めて使用したと伝わっており、地政学的リスクの高まりが引き続き相場の重しとなりそうだ。また、米国の金融政策やトランプ次期米大統領の政策を見極めようと、積極的な買いが控えられる可能性もある。

　一方、中国の国家発展改革委員会が19日に開いた月例記者会見で、消費財買い替え促進と大規模設備更新の「両新」政策の増強方針を明らかにしているほか、各地で住宅購入の規制を緩和する動きが続いていることは引き続き好感されそうだ。

　20日のNY株式相場は小動き。予想を下回る決算や見通し引き下げが嫌気されたターゲットが21％安と急落し、小売株全般が下落したものの、引け後のエヌビディアの決算発表を前に、積極的な取引は控えられた。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、HSBC（00005）が香港終値を上回って引けた半面、テンセント（00700）や美団（03690）、アリババ集団（09988）が下回って引けた。

　本日から取引停止になる銘柄と取引再開になる銘柄は次の通り。
　※ストックコネクト採用のA株とB株が対象

★以下の銘柄は本日から取引再開
◇*ST湖南景峰医薬（000908）

★以下の銘柄は本日から取引停止
◇永安行科技（603776）：資産再編計画発表のため

【3Q決算】博雅互動（00434）
【3Q決算】貝殻控股（02423）
【3Q決算】百度（09888）
【3Q決算】宝尊電商（09991）
【期末決算】中国普甜食品（01699）
【中間決算】中発展控股（00475）
【中間決算】互太紡織（01382）
【中間決算】徳莱建業（01546）
【中間決算】医渡科技（02158）
【中間決算】雅各臣科研製薬（02633）
【中間決算】乙徳投資（06182）
【中間決算】浩徳控股（08149）
【中間決算】メディックスキン（08307）
【中間決算】源想集団（08401）
【中間決算】興銘控股（08425）
【中間決算】創輝珠宝（08537）
【権利落日】亜太資源（01104）(期末配当）
【権利落日】鷹美国際（02368）(中間配当）
【権利落日】楽艙物流（02490）(特別配当）
【権利落日】中国アルミ（02600）(中間配当）
【権利落日】華夏米国国債20年超ETF（03146）(4Q配当）