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指数: 15分ディレイ
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20日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.66%高の3367.99ポイントだった。深セン成分指数は0.78%高の10827.19ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆6142億6200万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いたものの、前場半ばに切り返すと、その後はプラス圏でもみ合った。追加の景気対策に対する根強い期待が買いを支えたもよう。中国の国家発展改革委員会が前日に開いた月例記者会見で、政策研究室副主任を務める李超報道官は、消費財買い替え促進と大規模設備更新の「両新」政策の増強方針を明らかにしていた。もっとも、3370ポイントを超える水準では伸び悩み、上値は重かった。 セクター別では、ゲームが全面高。化学肥料、化学原料、インターネットサービス、通信サービスなども高い。銀行と保険が売られ、相場の重荷となった。 A株市場では、特定用途無線大手の海能達通信(002583)がストップ高。ゲーム関連の奥飛娯楽(002292)、三七互娯網絡科技集団(002555)、製薬会社の江蘇恒瑞医薬(600276)、華東医薬(000963)、自動車メーカーの上海汽車集団(600104)、テック株の歌爾(002241)、科大訊飛(002230)なども買いを集めた。半面、債務の返済の遅れと7割の生産能力を停止したことを明らかにした製紙大手のチェンミン・ペーパー(000488)が急落したほか、リチウム電池材料メーカーの寧波杉杉(600884)、中堅銀行の中信銀行(601998)、中国民生銀行(600016)、風力設備メーカーの新疆金風科技(002202)などが下げた。 上海B株指数は1.06%高の280.53ポイント、深センB株指数は0.29%高の1256.06ポイントだった。 |
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上海総合指数
引値:3367.99ポイント 前日比:21.98ポイント 騰落率:0.66% 上海B株指数 引値:280.53ポイント 前日比:2.95ポイント 騰落率:1.06% 深セン成分指数 引値:10827.19ポイント 前日比:83.35ポイント 騰落率:0.78% 深センB株指数 引値:1256.06ポイント 前日比:3.63ポイント 騰落率:0.29% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3985.77ポイント 前日比:8.88ポイント 騰落率:0.22% |
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20日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.12%安の19641.05ポイントだった。中国企業指数は0.23%安の7065.66ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で604億6000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退。強弱材料が入り混じり、方向感を欠いた相場となった。ウクライナとロシアを巡る地政学リスクを警戒する売りが指数を押し下げた半面、前日の米ハイテク株高や米長期金利の低下が一定の下支えとなった。 個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)、銀行株の中国工商銀行(01398)、HSBC(00005)、招商銀行(03968)、中国銀行(03988)の下落が相場の重荷だった。即席麺大手の康師傅控股(00322)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)が安い。自動車メーカーの吉利汽車(00175)とスマートフォン大手の小米集団(01810)は続落した。半面、医薬品関連の上昇が目立ち、翰森製薬(03692)、中国生物製薬(01177)、国薬控股(01099)、阿里健康(00241)が買われた。アルミメーカーの中国宏橋(01378)、スマートフォン部品・組立受託のBYDエレクトロニック(00285)は続伸した。 |
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