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指数: 15分ディレイ
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20日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.12%安の19641.05ポイントだった。中国企業指数は0.23%安の7065.66ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で604億6000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退。強弱材料が入り混じり、方向感を欠いた相場となった。ウクライナとロシアを巡る地政学リスクを警戒する売りが指数を押し下げた半面、前日の米ハイテク株高や米長期金利の低下が一定の下支えとなった。 個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)、銀行株の中国工商銀行(01398)、HSBC(00005)、招商銀行(03968)、中国銀行(03988)の下落が相場の重荷だった。即席麺大手の康師傅控股(00322)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)が安い。自動車メーカーの吉利汽車(00175)とスマートフォン大手の小米集団(01810)は続落した。半面、医薬品関連の上昇が目立ち、翰森製薬(03692)、中国生物製薬(01177)、国薬控股(01099)、阿里健康(00241)が買われた。アルミメーカーの中国宏橋(01378)、スマートフォン部品・組立受託のBYDエレクトロニック(00285)は続伸した。 |
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ハンセン指数
引値:19641.05ポイント 前日比:-22.62ポイント 騰落率:-0.12% 中国企業指数 引値:7065.66ポイント 前日比:-16.55ポイント 騰落率:-0.23% レッドチップ指数 引値:3640.04ポイント 前日比:14.47ポイント 騰落率:0.40% |
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20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.55%高の3364.541ポイントだった。深セン成分指数は0.77%高の10826.12ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9551億3100万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いたものの、もみ合いながらプラス圏へ浮上し、上げ幅を拡大。この日の高値圏で前場の取引を終えた。追加の景気対策に対する根強い期待が買いを支えたもよう。中国の国家発展改革委員会が前日に開いた月例記者会見で、政策研究室副主任を務める李超報道官は、消費財買い替え促進と大規模設備更新の「両新」政策の増強方針を明らかにしていた。一方、中国の全国銀行間同業折借中心が寄り付き前に発表した2024年11月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は1年物と5年超物がともに据え置きとなったが、市場の予想通りだった。 セクター別では、ゲーム、化学肥料、文化・メディアが全面高。通信サービス、インターネットサービス、化学原料なども買われた。半面、銀行、保険、証券が軟調だった。 上海B株指数は0.58%高の279.18ポイント、深センB株指数は0.05%高の1253.04ポイントだった。 |
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