◇ 11月8日（金）
【権利落日】華潤双鶴薬業（600062）(中間配当）
【権利落日】中銀国際証券（601696）(中間配当）
【権利落日】莱克電気（603355）(中間配当）
【権利落日】吉林敖東薬業集団（000623）(中間配当）
【権利落日】魯泰紡織（000726）(中間配当）
【権利落日】三七互娯網絡科技集団（002555）(3Q配当）
【権利落日】木林森（002745）(中間配当）
【権利落日】魯泰紡織（200726）(中間配当）

　7日のNY株式相場は高安まちまち。米大統領選でのトランプ前大統領の勝利を好感する流れが続く中、アップル、エヌビディア、メタなどのハイテク・ジャイアントが大幅続伸した一方、前日に急伸した金融株などに利益確定売りが強まった。注目された米連邦公開市場委員会（FOMC）では市場予想通り、政策金利が0.25％引き下げられ、今後についてはパウエル米連邦準備理事会（FRB）議長がデータ次第だとコメントした。

　前日に1500米ドル超上昇したダウ平均は一時93米ドルまで上昇し、前日に続いて取引時間中の史上最高値を更新したが、0.59米ドル安（0.00％）とほぼ横ばいで終了。一方、S&P500とナスダック総合はそれぞれ0.74％高、1.51％高と、ともに3日続伸し、連日で取引時間中と終値の最高値を更新。ナスダック総合は初めて終値で19000ポイントを上回った。

　S&P500の11セクターはコミュニケーション、IT、一般消費財、不動産など8セクターが上昇し、金融、資本財、エネルギーの3セクターが下落した。上昇率が1.92％とトップのコミュニケーションでは会員数の大幅増を好感したワーナー・ブロス・ディスカバリーが11.81％高と急伸したほか、メタ、アルファベット、ネットフリックスも2％超上昇。下落率トップの金融ではJPモルガン・チェースが4％超下落し、ゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスも2％超下落した。

　米10年債利回りは前日の4.426％から4.333％に低下。センチメントは引き続き改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.27ポイントから15.20ポイントに低下。8月30日以来の低水準となった。

　7日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み高。中国のネット通販最大手アリババ集団（BABA）が前日比3.53％高の100.14米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度（BIDU）も2.87％高の93.53米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の7日終値は次の通り。

　■アリババ集団（BABA）：100.14米ドル（+3.53％）
　■百度（BIDU）：93.53米ドル（+2.87％）
　■トリップ・ドットコム（TCOM）：68.43米ドル（+2.04％）
　■JDドットコム（JD）：41.23米ドル（+6.62％）
　■ウェイボー（WB）：9.27米ドル（+2.77％）
　■ネットイース（NTES）：81.16米ドル（+1.45％）
　■ハロー・グループ（MOMO）：7.25米ドル（+4.92％）
　■レンレン（RENN）：0.77米ドル（0％）
　■滴滴全球（DIDI）：5.02米ドル（+3.08％）
　■捜狐（SOHU）：14.44米ドル（+0.98％）
　■チーター・モバイル（CMCM）：4.49米ドル（-1.54％）
　■テンセント・ミュージック（TME）：11.78米ドル（+1.38％）