7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.88％高の3413.47ポイントだった。深セン成分指数は0.44％高の11016.18ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆5028億5100万元だった。

　上海総合指数は安く寄り付いたものの、ほどなくしてプラス圏に浮上すると、心理的節目の3400ポイントを回復。米大統領選挙は共和党のトランプ前大統領の当選が確実となったことで米中関係のさらなる悪化を懸念する売りが先行したが、米大統領選の結果を踏まえ中国当局が追加の景気刺激策を強化するとの見方が買いを支えた。

　セクター別では、酒造、ガスが全面高。食品・飲料、商業・百貨店、観光・ホテルなども買われた。半面、航空・宇宙関連、貴金属、太陽光・風力発電、バッテリー素材などが下げた。

　上海B株指数は0.42％高の283.86ポイント、深センB株指数は0.71％高の1271.96ポイント。

上海総合指数
　引値：3413.47ポイント
　前日比：29.66ポイント
　騰落率：0.88％

上海B株指数
　引値：283.86ポイント
　前日比：1.20ポイント
　騰落率：0.42％

深セン成分指数
　引値：11016.18ポイント
　前日比：48.04ポイント
　騰落率：0.44％

深センB株指数
　引値：1271.96ポイント
　前日比：8.96ポイント
　騰落率：0.71％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：4052.38ポイント
　前日比：28.10ポイント
　騰落率：0.7％

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