25日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日は3日ぶりに反落し、10日移動平均線（24日終値時点で20606.09ポイント）を割り込んだとあって、買い直しが先行している。

　指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.51％高の20595.12ポイントで推移している。個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団（09988）とJDドットコム（09618）、保険大手のAIAグループ（01299）が買われて相場の上昇を主導。ガラスメーカーの信義光能（00968）と信義ガラス（00868）は大幅に反発した。電気自動車の理想汽車（02015）も高い。半面、2024年7−9月期決算をきょう発表する国薬控股（01099）、中国海外発展（00688）が売られている。

　25日の中国本土株式市場で上海総合指数は反発して始まった。資本市場支援策への期待は強いほか、2024年1−9月期決算の発表本格化を受けて個別物色の動きが活発となっているもよう。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.22％高の3287.48ポイントで推移している。セクター別では、バッテリー素材が全面高となっているほか、バッテリーや太陽光発電設備などが買われている。半面、バイオや漢方薬、保険などが売られている。

上海総合指数
　始値：3280.76ポイント
　前日比：0.50ポイント
　騰落率：0.02％

上海B株指数
　始値：272.85ポイント
　前日比：0.06ポイント
　騰落率：0.02％

深セン成分指数
　始値：10470.07ポイント
　前日比：28.32ポイント
　騰落率：0.27％

深センB株指数
　始値：1233.33ポイント
　前日比：1.37ポイント
　騰落率：0.11％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3931.32ポイント
　前日比：2.49ポイント
　騰落率：0.06％