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16日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小反発。終値は前日比0.05%高の3202.95ポイントだった。深セン成分指数は1.01%安の9965.02ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆3753億7200万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。心理的節目の3200ポイントを割り込んで寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開が続いた。9月の物価統計や貿易統計の予想下振れで中国景気の先行き不安が重荷となる半面、政策期待が下値を支えた。中国の国務院新聞弁公室は17日に記者会見を開き、住宅都市農村建設部の倪虹部長らが「不動産市場の平穏で健全な発展に関する状況」を説明する予定。もっとも、翌日の記者会見のほか、18日には中国の7−9月期国内総生産(GDP)や9月の小売売上高、鉱工業生産などの発表も控えており、様子見ムードが濃厚だった。 セクター別では、貴金属が全面高。不動産開発、不動産サービス、セメント・建材なども買われた。半面、投資・金融関連、太陽光発電、半導体、軍需関連などが下げた。 A株市場では、特定用途無線大手の海能達通信(002583)が連日のストップ高。不動産株の万科企業(000002)、保利発展控股集団(600048)、招商局蛇口工業区控股(001979)、銀行株の交通銀行(601328)、上海銀行(601229)、寧波銀行(002142)、インフラ建設の中国建築(601668)なども上昇が目立った。半面、食品メーカーの仏山市海天調味食品(603288)、太陽光発電関連の晶澳太陽能科技(002459)、2024年1−9月期決算の減益速報を発表した中国旅遊集団中免(601888)と曙光信息産業(603019)などが売られた。 上海B株指数は1.29%安の268.88ポイント、深センB株指数は0.05%高の1212.78ポイントだった。 |
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上海総合指数
引値:3202.95ポイント 前日比:1.66ポイント 騰落率:0.05% 上海B株指数 引値:268.88ポイント 前日比:-3.51ポイント 騰落率:-1.29% 深セン成分指数 引値:9965.02ポイント 前日比:-101.50ポイント 騰落率:-1.01% 深センB株指数 引値:1212.78ポイント 前日比:0.62ポイント 騰落率:0.05% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3831.59ポイント 前日比:-24.40ポイント 騰落率:-0.63% |
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16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.90%高の20501.77ポイントだった。中国企業指数は1.03%高の7353.14ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1177億1000万HKドルだった。
ハンセン指数は安く始まった後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。前日の米株安を受けた売りが先行したものの、中国政府が打ち出す景気刺激策に期待する買いが入り、相場を押し上げた。中国政府があす開く記者会見で「不動産市場の平穏で健全な発展に関する状況」を紹介すると伝わった。香港の李家超(ジョン・リー)行政長官はきょうの施政報告で「新資本投資家入境計画」の最適化を即日実施すると発表。5000万元以上の住宅物件に域外から投資することを認める。 セクター別では不動産株が買いを集め、本土系の龍湖集団(00960)、中国海外発展(00688)、華潤置地(01109)、香港地場の恒基兆業地産(00012)が大幅高となった。アルミメーカーの中国宏橋(01378)、ガラス大手の信義ガラス(00868)も高い。銀行株の招商銀行(03968)と中国銀行(03988)、ネット株の美団(03690)の反発が目立つ。半面、カジノ運営の銀河娯楽(00027)、中国ネット通販大手のJDドットコム(09618)が大幅に続落。スポーツ用品の安踏体育用品(02020)、スマートフォン部品の舜宇光学科技(02382)も売られた。 |
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