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16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.90%高の20501.77ポイントだった。中国企業指数は1.03%高の7353.14ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1177億1000万HKドルだった。
ハンセン指数は安く始まった後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。前日の米株安を受けた売りが先行したものの、中国政府が打ち出す景気刺激策に期待する買いが入り、相場を押し上げた。中国政府があす開く記者会見で「不動産市場の平穏で健全な発展に関する状況」を紹介すると伝わった。香港の李家超(ジョン・リー)行政長官はきょうの施政報告で「新資本投資家入境計画」の最適化を即日実施すると発表。5000万元以上の住宅物件に域外から投資することを認める。 セクター別では不動産株が買いを集め、本土系の龍湖集団(00960)、中国海外発展(00688)、華潤置地(01109)、香港地場の恒基兆業地産(00012)が大幅高となった。アルミメーカーの中国宏橋(01378)、ガラス大手の信義ガラス(00868)も高い。銀行株の招商銀行(03968)と中国銀行(03988)、ネット株の美団(03690)の反発が目立つ。半面、カジノ運営の銀河娯楽(00027)、中国ネット通販大手のJDドットコム(09618)が大幅に続落。スポーツ用品の安踏体育用品(02020)、スマートフォン部品の舜宇光学科技(02382)も売られた。 |
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ハンセン指数
引値:20501.77ポイント 前日比:182.98ポイント 騰落率:0.90% 中国企業指数 引値:7353.14ポイント 前日比:75.31ポイント 騰落率:1.03% レッドチップ指数 引値:3983.92ポイント 前日比:83.23ポイント 騰落率:2.13% |
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16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.40%高の3214.01ポイントだった。深セン成分指数は0.51%安の10014.74ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9034億9900万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3200ポイントを割り込んで寄り付いたものの、その後は前日終値を挟んだ一進一退の展開。9月の物価統計や貿易統計の予想下振れで中国景気の先行き不安が重荷となる半面、政策期待が下値を支えた。中国の国務院新聞弁公室は17日に記者会見を開き、住宅都市農村建設部の倪虹部長らが「不動産市場の平穏で健全な発展に関する状況」を説明する予定。 セクター別では、セメント・建材、不動産開発、教育、貴金属が全面高。建設コンサルティング、不動産サービスなども高い。半面、太陽光発電設備、投資・金融関連、半導体、バッテリー素材などが売られた。 上海B株指数は0.76%安の270.33ポイント、深センB株指数は0.39%高の1216.83ポイントだった。 |
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