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指数: 15分ディレイ
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9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.39%安の20635.11ポイントだった。中国企業指数は1.47%安の7373.63ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で2418億1000万HKドル。
ハンセン指数は高く始まったものの、買い一巡後は下げに転じた。始値で上抜けていた心理的節目の21000ポイントを割り込んで前場の取引を終えた。中国の国慶節連休(1−7日)が明けた後に中国当局が発表した経済政策について、市場が期待していた具体的な追加措置が乏しいとの見方から、前日に続き幅広いセクターで売りが膨らんだ。10日に9月の米消費者物価指数(CPI)、11日に9月の米卸売物価指数(PPI)が発表されるとあって、米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げペースを見極めたい投資家は積極的な買いを手控えたもよう。 個別では、中国政府系投資持ち株会社の中国中信(00267)、医薬品関連の阿里健康(00241)と石薬集団(01093)の下げがきつい。不動産株の九龍倉置業地産(01997)と龍湖集団(00960)、食品・飲料株のバドワイザーAPAC(01876)と中国蒙牛乳業(02319)は大幅に続落した。半面、生活アプリ運営の美団(03690)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、電力事業の電能実業(00006)が反発した。 |
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ハンセン指数
引値:20635.11ポイント 前日比:-291.68ポイント 騰落率:-1.39% 中国企業指数 引値:7373.63ポイント 前日比:-110.04ポイント 騰落率:-1.47% レッドチップ指数 引値:3839.20ポイント 前日比:-159.82ポイント 騰落率:-4.00% |
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9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は11営業日ぶりに大幅に反落。前場終値は前日比5.30%安の3304.84ポイントだった。深セン成分指数は6.19%安の10783.40ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆9431億8400万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた。序盤は心理的節目の3400ポイントを挟んだ一進一退の展開だったが、節目付近の売り圧力が意識されるとその後は下げ幅を拡大した。前日まで大幅に10営業日続伸した後とあって、利益確定売りが膨らんだ。国家発展改革委員会が前日に開いた記者会見で新たな景気刺激策に関する具体的な発表がなかったことから、期待を高めていた投資家による失望売りも出たようだ。 セクター別では、ゲーム、風力発電設備、医薬品販売、バッテリー素材、保険が全面安となるほど、ほぼ全セクターで売りが優勢だった。 上海B株指数は3.9%安の269.57ポイント、深センB株指数は5.65%安の1206.76ポイントだった。 |
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