■10月3日（木）

【権利落日】比優集団（08053）(期末配当）
【権利落日】金宝通集団（00320）(期末配当）
【権利落日】首鋼福山資源（00639）(中間配当）
【権利落日】高力集団（01118）(中間配当）
【権利落日】粤海広南集団（01203）(中間配当）
【権利落日】富臨集団（01443）(期末配当）
【権利落日】上海上美化粧品（02145）(中間配当）
【権利落日】華夏ナスダック100ETF（03086）(期末配当）
【権利落日】華夏亜洲投資債ETF（03141）(3Q配当）
【権利落日】華夏亜洲高息股ETF（03145）(期末配当）
【権利落日】華夏MSCIジャパン（03160）(期末配当）
【権利落日】華夏MSCIヨーロッパ・クオリティETF（03165）(期末配当）
【権利落日】光大永年（03699）(中間配当）
【権利落日】華夏ナスダック100ETF（09086）(期末配当）
【権利落日】華夏亜洲投資債ETF（09141）(3Q配当）

　2日のNY株式相場は小幅に上昇。中東情勢の緊迫化や、通期ガイダンスを取り下げたナイキ（-6.77％）や出荷台数が予想を下回ったテスラ（-3.49％）の下落が重しとなったものの、前日に大きく下落した反動や、エヌビディア（+1.58％）、原油高を好感したエネルギー株の上昇が相場を支えた。金曜日に注目の米9月雇用統計の発表を控える中、9月ADP民間部門雇用者数が予想を上回ったことも安心感につながった。

　ダウ平均は188米ドル安まで下落後、102米ドル高まで上昇し、39.55米ドル高（+0.09％）とわずかながらプラス圏で終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.01％高、0.08％高とプラス圏で終了した。

　S&P500の11セクターはエネルギー（+1.12％）のほか、IT、金融など4セクターが上昇し、生活必需品、一般消費財、コミュニケーション、不動産など7セクターが下落した。センチメントはやや改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の19.26ポイントから18.90ポイントに低下した。

　ADPリサーチ・インスティテュートが発表した9月の民間部門雇用者数は14万3000人増と前月分改定値の10万3000人増や市場予想の12万人増を上回った。強い結果となった民間雇用統計を受けて米10年債利回りは前日の3.743％から3.784％に上昇した。金曜日に発表される9月雇用統計では非農業部門雇用者数が８月分の14万2000人増から14万人増へとほぼ横ばいが見込まれており、雇用の底堅さを示す結果となれば安心感が広がりそうだ。

　3日（木）の中国本土市場は国慶節につき休場。取引は8日（火）から再開される。