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指数: 15分ディレイ
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週明け30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に5営業日続伸。前場終値は前営業日比3.34%高の21321.97ポイントだった。中国企業指数は3.56%高の7560.08ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で2565億4000万HKドルと、前場の取引だけで2500億HKドルを突破した。
ハンセン指数は始値で心理的節目の2100ポイントを上回った。いったん同水準を割り込んだものの持ち直し、前場の高値圏で引けた。27日発表の米国の8月個人消費支出(PCE)価格指数が予想を下回る伸びとなり、米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げ期待が強まった。また、中国人民銀行(中央銀行)の指示に従い中国の4大商業銀行が既存住宅ローン金利の引き下げを発表し、関連銘柄が買われた。寄り付き後に発表された9月の中国購買担当者景気指数(PMI)は、中国国家統計局が明らかにした製造業PMIが市場予想を上回った半面、中国メディア財新の製造業PMIは予想を下回った。 個別では、ネット通販大手のアリババ集団(09988)とJDドットコム(09618)、それぞれの子会社の阿里健康(00241)と京東健康(06618)が大きく買われた。不動産開発の龍湖集団(00960)、太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)、半導体ファウンドリーのSMIC(00981)、新薬受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(02359)は前週末比11%超上昇した。半面、中国4大商業銀行の中国工商銀行(01398)、中国建設銀行(00939)、中国銀行(03988)がそろって続落。貸出金利の低下に伴う利ざや縮小が警戒されたもよう。香港不動産開発の恒基兆業地産(00012)、電動工具の創科実業(00669)、製薬の翰森製薬(03692)も売られた。 |
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ハンセン指数
引値:21321.97ポイント 前日比:689.67ポイント 騰落率:3.34% 中国企業指数 引値:7560.08ポイント 前日比:260.18ポイント 騰落率:3.56% レッドチップ指数 引値:4039.97ポイント 前日比:74.86ポイント 騰落率:1.89% |
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週明け30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に9営業日続伸。前場終値は前営業日比5.70%高の3263.59ポイントだった。深セン成分指数は8.28%高の10302.56ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆6590億7700万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3200ポイントの手前で寄り付くと、ほどなくして同節目に乗せた。中国当局が打ち出した一連の景気対策の効果を期待する買いが膨らんだ。先週末に中国人民銀行(中央銀行)が期間の短い資金供給策に当たる常設貸出制度(SLF)の金利引き下げを発表したほか、一線都市の広州市が住宅購入規制をすべて30日付で撤廃し、深セン市と上海市も規制の緩和措置を打ち出した。相場の急上昇を受けた過熱感から序盤は節目を割り込む場面もあったが、下値の堅さが意識されると再び上げ幅を拡大した。セクター別では、ほとんどのセクターが全面高の展開となっている。 上海B株指数は4.67%高の266.68ポイント、深センB株指数は4.26%高の1221.40ポイントだった。 |
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