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27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日続伸。前場終値は前日比3.50%高の20621.90ポイントだった。中国企業指数は3.26%高の7318.00ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で2442億6000万HKドルと前場の取引だけで2000億HKドルを突破した。
ハンセン指数は始値で心理的節目の20000ポイントを上抜け、次第に上げ幅を拡大。中国指導部が景気刺激策の追加と財政出動に前向きとの見方から、幅広いセクターで買いが膨らんだ。前日のNY市場ときょうの中国本土市場の株高も投資家心理を強気に傾け、大商いとなった。 個別では、最高経営責任者(CEO)の交代を発表して株式取引を再開した新世界発展(00017)が22%高。中国蒙牛乳業(02319)も急伸した。中国当局が牛乳の消費を促進する政策を打ち出したことが材料視された。医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)と無錫薬明康徳新薬開発(02359)、太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)は大幅続伸した。半面、本土系銀行株の中国工商銀行(01398)、中国建設銀行(00939)、中国銀行(03988)、招商銀行(03968)がそろって下落。食品株の万洲国際(00288)と康師傅控股(00322)は大幅に反落した。 |
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ハンセン指数
引値:20621.90ポイント 前日比:697.32ポイント 騰落率:3.50% 中国企業指数 引値:7318.00ポイント 前日比:231.30ポイント 騰落率:3.26% レッドチップ指数 引値:3923.32ポイント 前日比:79.66ポイント 騰落率:2.07% |
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27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に8営業日続伸。前場終値は前日比2.14%高の3065.29ポイントだった。深セン成分指数は6.37%高の9484.81ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9465億7800万元だった。
上海総合指数は取引開始後に株式取引の約定確認に異常が発生したものの、プラス圏で推移した。中国共産党の中央政治局が26日の会議で、今年の経済社会発展目標の達成に向けて追加政策を打ち出し、必要な財政支出を確保すると表明したことを受け、景気回復への期待から買いが広がった。一方、中国人民銀行(中央銀行)は27日朝方、予告通り金融機関の預金準備率を0.5%下げると発表した。セクター別では、国慶節の大型連休を前に酒造など消費関連が大幅高となったほか、バッテリーやソフトウエア開発、証券、医療サービスが全面高となるなど、幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、銀行や貴金属の一角が売られた。 上海B株指数は2.00%高の252.35ポイント、深センB株指数は2.91%高の1160.56ポイントだった。 |
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